中国をけん制させるには良い手段ではありますが、いろんな軍事施設とかを一から作らなければならず、仮に沖縄から尖閣諸島に移転したとしても、その条件として移転予算を日本がすべて負担しろとアメリカ側から圧力をかけてくるでしょう。
ただでさえ、思いやり予算削減したい政府としては、それを承諾したら予算削減が遠のく可能性が高いでしょう。
でも、その代わりに施設関係の設営は、すべて日本の企業にやらせたら良いと思います。
多少なりとも、日本の船舶業や建設業が景気良くなってくれるでしょう。
施設完成後も、台風なんかの災害で施設が破損したら、外務省の予算で日本の企業に修理させたら良いと思います。
ただ、アメリカが沖縄にこだわる理由の一つに、政府やアメリカ軍関係者の立場もあります。
現在、アメリカ海兵隊が沖縄に駐留している理由の一つは、空軍基地を守るという任務があるのですか、実は沖縄そのものを海兵隊戦史の最後の記念碑として残したいという心理と、フィリピン以西に占領拠点を確保しておきたいというアメリカ政府としての心理が共に働いており、おいそれと出て行かないと思いますね。
まあ、本当は日本から米軍が出て行ってくれるのが理想ですが、なかなかうまくいかないのが現実です。
戦争に負けると惨めなものです。 後世に、こういうツケが回って来ますから・・・