もともと暴動がおこったりして安定しているとは言えなかったと思いますが、
経済成長が多少の問題を押しかくし納得させて、現在のほうが内部的には
安定していると思いますよ。
むしろ、安定して経済成長することにより、中国国民が外国に出たり
賢くなって、共産主義体制に疑問を持ち、ストレスを感じるようになるのでは
ないでしょうか?
現在も、情報統制が行われていますが、共産主義体制には体制維持のため
そのようなことがつきまといます。
昔には文化大革命でもっと思想弾圧や知識人の排除が行われました。
しかし、そういった弾圧は経済にマイナスに働き、先進国との差は広がるばかりでした。
で、改革開放で経済だけは資本主義化し、富や生産設備の個人所有や経済活動が
解放されるのですが、これはそれらを禁止している共産体制の一部崩壊とも言えます。
このように先進国に近づこうとすればするほど、体制維持が難しくなり内部崩壊を生む
のではないかと思います。
今のままでは、世界の工場にはなれても、世界の工場主にはなれません。
世界の主戦場で知識を競い合っているうちに、それらを弾圧したり統制する
共産党本部に疑問をもつインテリも出てくるのではないでしょうか。