原発周辺地域にとってはいろんなカタチの経済支援を享受していますから、簡単には廃止を訴えられないでしょう。
関西電力の場合、全発電量の50%を超える原発への依存度で、仮に原発を全部停止したら計画停電どころではなく生産活動や日常生活さえできなくなります。
福島原発と同じような事故が起きたら大阪中心の1300万人の水瓶である琵琶湖が汚染されたとき、見方によっては今回以上の苦難が想定されます。
原発に依存しなければ今まで便利さを追求してきた考え方を根本から見なおさなければなりません。
世界を見ると今やっと核爆発のない核融合炉の実験炉が各国の協力の下にフランスに建設されようとしています。2019年までに実験炉、その後10年単位の実験の後2050年頃の実用と言われています。
CO2を排出しない、燃料は無限と言っていい海水中の水素を燃料としますからもっと早く実用化されると良いと思います。