原発の推進は、東電だけで行うことはできない。
経済界だけでなく、永く原発推進を政策に掲げてきていた政権与党の後押しが大きく関与してきた。
原発推進の政権与党とは、自民党であり、長らく、その地位に付いていた。
そうさせたのは、議員選挙で自民党に投票した国民である。
だから、主権在民の民主主義国家の国民には、自分たちが選んだ政権のしでかした愚行に対しては、尻拭いしなくてはならない責任がある。
これが建前だ。
どれぐらいの分を負担すべきかということに対しては、今の政権の動きとその政権に対する世論によって、大きく変わることになると思う。
ただ、政権の批判ばかりしていては、国民の負担が、少なくなることはないだろう。