東海大地震だけでも、日本に大打撃を与える。
それに浜岡原発災害が加われば、首都圏も直接的に放射能汚染で巻き込み、さらに甚大な打撃となる。
現在、東日本大震災からの復旧が、福島原発事故災害で、ままにならない段階で、30年間の発生確率87％の東海大地震が浜岡原発災害とセットで加わるなら、確実に「日本沈没」状態となる。
国のトップリーダーなら、このような状態になることは、なんとしても避けなけらばならないと考えるはず。
地震と津波の方は、天災だから何ともならないが、原発災害は、人災であり、予め避けることができる。
アメリカ軍がどのように言ってこようが、浜岡原発の停止決定は、ごく当然なことである。
このごく当然な決定に、とやかく言う連中が多いのに、ががっかりしている。
とやかく言う彼らは、知恵もなければ、人に対する愛もない愚か者。
天災よりも、たちの悪い、人災そのものだと思う。
政権交代の意義を、今、やっと感じることができた決定であるが、原発の恐ろしは、浜岡原発を停止しただけでは収まらない。
原発密度世界一の日本で、安心することは、まだまだ当分の間、許されることはない。
