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質問

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竹宮恵子さん原作の「夏への扉」というアニメのエンディングか
オープニングに「恍惚」という詩が出てくるのですが、
この詩の原作者をご存知の方はいらっしゃらないでしょうか?
訳が安藤次男さんなので、たぶんフランスの詩人なのではないかと思うのですが。

  • 質問者:アリエル
  • 質問日時:2008-08-25 21:31:33
  • 1

竹宮さんのことですから、ちょっとデカダンっぽいと言うか、耽美的なのではと思うんです。コクトーやボードレールなんかではないでしょうか?答えになってなくてすみません。

調べてみて次のようなものを見つけました。

http://www.eurus.dti.ne.jp/~miyabi/kt-lib/north/music/love.htm

夏への扉は、羽田健二郎さん担当で、恍惚(サラ)~とありました。結局詩までは、わかりませんでした。ごめんなさい

アリエルさん
エリュアールの恍惚ありましたよ!

時は溢れるより~

ー恍惚ー

火を前にして かすかな微笑と涙を

うかべている子供のように

ぼくは いま 女の風景の前にいる

すべてがぼくの中で揺らぎ

鏡はくもり、かがやく

そこに二つの季節二つの裸身が映る

道なきこの地 地平なきこの空の下に

ぼくは 数々ある

昨日は知らずにいた

今日よりは忘れることもあるまい

ー中略ー

火は最初の火

やさしい理由が支配し

星の身元が証明されると

ー中略ー

太陽はぼくらから生まれるすべてのものの端にかかる

この女の風景を前にして

ぼくは火の中の小枝のようだ。

うん。シュール。

村上春樹の「海辺のカフカ」の佐伯さんの作詞したうたみたい。

「夏への扉」前、映画になったんですよね。

内容もさることながら、この歌だとしたらかなり、画期的、正当な意味で「ユニーク」ですよね。

  • 回答者:竹宮ファン (質問から12時間後)
  • 1
この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

そうですね、たしかに耽美的な詩です。上手く解説できないんですが、
でもコクトーほど理屈っぽい感じでもボードレールほど力強い感じでもなく、
デカダンというより、どちらかというとシュールレアリスムのエリュアールっぽい気がするんです。
エリュアールなら、安藤さんも訳を手がけていらっしゃるので、もしやと思って探してみたのですが
その詩は見つけられなかったので、全くの見当違いかもしれないのですけれど・・・。

「恍惚(サラ)」のサラは登場するキャラの名前ですね。
いろいろ調べてくださってありがとうございました。

追伸
ありがとうございます!!
やっぱりエリュアールだったんですね。
ただそのアニメに使われていたのは
書いてくださったその詩とは少し違っていて

   道なきこの地 地平なきこの空の下
   消える理由が ぼくには数々ある
   昨日は知らずにいた
  
   今日より忘れることもあるまい
   美しい理由 視線の美しい鍵 鍵のそのまた娘なる鍵
   この風景の中で 自然はぼくのもの

というものでした。私が探していたものは恍惚という詩の抜粋だったのですね。
何年もずっと探していたので、本当に感激です!!ありがとうございました。

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