中高だったら、あらかじめ校則を調べて、自分が校則違反をしないようにする。
実習の前に学校に挨拶等に行くと思いますが、その時によくチェックしたり、
校則違反の髪型でないか他の先生方に聞いたりしておくこと。
授業といえば板書ですが、縦書きでも横書きでも、かなり慣れないと
絶対に曲がります。壁に模造紙はって、今からまっすぐ書けるよう、
後ろ(遠く)から見ても読めるよう、練習してください。
また、分かりやすくしようと思ってカラーチョークをいろいろ使うと、
「同じ色がない!」という悲鳴が聞こえることも。板書は色まで含めて
同じようにノートに写すと考えている子が多いので、白・赤・青程度までの
色分けで説明できるよう、工夫してください。黄色はマーカーで持ってる率
高いですが、文字にすると、ノートでは読みにくくなりますので、使用時は
面を塗るとか、枠で区切るとか、その程度の用途が無難です。
小学校・中学校だったら、道徳の授業がけっこうたいへんというか難しいので、
実習先の担当の先生に事前によく方針ややり方を聞いておく。
自習先の担当の先生が顧問をしている部活には、絶対に出る。
朝練があったら、その時間の前に学校に到着する。
普通の日も、朝8時半始業の学校だったら、1時間前には到着する。
(先生のなかで一番でなくてもいいけど、生徒の半数より早く)
特に漢字の筆順は、教科関係なく、絶対に間違えない。
給食やお弁当がお箸だったら、正しい使い方をしっかり体にたたき込む。
・・・無意味なところで生徒から突っ込みまくられます(^^;
というか、実際に書き順を間違えた私は、それだけで授業時間が5分以上
無意味に消失してしまいました(失笑) 右と左の筆順間違えでした。
絶対に聞かれること・・・小学校低学年から高校まで「先生、彼女(彼氏)いる?」
無難にうまく逃げられる答えを今から考えておく。
授業に関係ないとか言うと、かえって「いるんだ〜」とかはやし立てられるし、
正直にいると答えると、今度はつきあって何年とか何人目とか、身辺調査されるので。
片思いでも、いないでも、結果は同じようでした。(同じ実習生同士の情報交換によると)
教育実習生の通過儀礼でしょうか(笑) こっちが恥ずかしがるほど喜んでくれます(泣)
毎日同じスーツでもいいけれど、シャツやネクタイは3つ以上用意して
毎日違う組み合わせにする(女子がいる場合は特に同じ物を2日続けて着ないこと)
女性も、毎日のスーツは同じでもいいけれど、ブラウスの組み合わせをしっかり
考えて順番を選ぶ。ピアスははずす。派手なピンもはずす。指輪はチョークで
汚れるんでしないほうが無難、小さなペンダントなら許容範囲。
毎日最低シャワー、髪も必ず洗う。(そーゆーとこ、生徒たち敏感なんですよ)
女性なら、ノーメークでなく、薄化粧程度に。流行のメイクは絶対にしない。
男女とも香りの強いコロン類は付けない。許されるのは石鹸の香りの制汗剤程度まで。
通学区域の中では、常に先生でいること。学校外で食事はしてもいいけれど、
飲酒・喫煙厳禁(学校によっては喫煙は外ならOKの場合もあるけれど)
偶然生徒に声を掛けられたら、道でも駅でも、先生として接すること。
厳しく接するという意味ではなく、口調や態度を学校での場合と同じにしてください。
学校では先生口調・校外では大人の友達程度の口調だと、ちょっとつらいです。
態度が違うと、良くも悪くも「先生っぽくなかった」ことが、翌日クラス中に広まってます。
教科の計画や実際の授業以外の面で、こんなことがあったのか、と
自分でびっくりしたことやとまどったことを書き連ねました。
1日中どんな場合でも「先生」でいることは、かなり疲れると思いますが、
終わる頃には慣れているでしょう。お別れ会では、泣くかもしれません。
(こういう場合は、すなおに泣いたり、涙を浮かべたりしていいんだそうです)
まっすぐな板書・漢字の書き順・道徳・彼氏彼女対策(笑)だけは
いまからしっかり計画を立てたり、練習してください。
参考になったら幸いです。
- 回答者:中高国語科免許取得者 (質問から50分後)
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