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中国で行方不明になった東洋学園大の教授はどうなりましたか。

中国人学者、朱建栄教授の失踪…中国では報道見当たらず

　日本で中国の政治や日中関係について積極的に発言している東洋学園大学の朱建栄教授が、7月17日に上海に向け出国してから関係者にも行方が分からなくなった件について、今のところ中国大陸では報道が見当たらない。台湾や香港のメディアは日本での報道を引用する形で紹介している。

　朱教授は同月22日に日本に戻る予定だったが、行方が分からなくなった。東洋学園大学側は8月9日になり、「日本に戻っていない」ことを明らかにした。朱教授は7月26日に開催された、自らも対象者だった同大学の勤続表彰式典にも欠席した。関係者からは「中国当局に拘束されたもようだ」、「状況は分からない」との声も出ている。

　同件について中華圏のメディアでは、台湾国営の中央通信社、台湾の中央広播電台（ラジオ・台湾・インターナショナル）、香港紙の星島日報などが報じた。いずれも日本の報道を引用しつつ、朱教授の経歴などを紹介した。「当局に拘束された可能性」についても言及した。

　中国大陸では今のところ、同件についての報道は見当たらない。同件を取り上げたブログや掲示板などは散見することができる。

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　朱建栄教授は1957年生まれ。華東師範大学で日本文学を専攻し、上海国際問題研究所付属研究生院で修士号を取得。1986年に来日。学習院大学大学院政治学研究科で博士後期課程を修了。その後、東洋女子短期大学助教授、東洋学園大学助教授などを経て、東洋学園大学教授に就任。

　マスコミに出演して、中国政治や日中関係について発言することも多かった。「天安門事件で解放軍による虐殺はなかった」、「中国で報道規制はなくなりつつある」、「報道規制を批判した国境なき記者団は過激で信頼できない団体」、「（2010年の尖閣諸島近海での中国漁船衝突事件では）漁船は網が海底に引っかかって、巡視船に衝突した。故意ではない」、「おびえて逃げる漁船を海保が追いかけ回した」などと発言した。

　そのため、「中国当局の代弁者、御用学者」などと批判される場合もある。

　ただし、歴史については「中国の近代史観は一種の被害者コンプレックス」と述べ、日本が中国を侵略したのは動かしようのない事実と論じた上で「中国が責任ある大国を目指すには、侵略を受けたという屈辱感から脱却するのが脱却」と、中国の一部の有識者に見られるように「日本を糾弾するだけ」との立場とは一線を画している。（編集担当：如月隼人）
http://topics.jp.msn.com/world/china/article.aspx?articleid=2009226

質問者：朱
質問日時：2013-08-22 00:19:38
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