私はあなたが仰って見える『世界同時株安、円高、少子化、これから日本を良くするためには倹約が必要と思いませんか』という問いかけに、ある意味賛成もいたしますが、倹約で果たしてよくなるのでしょうか?と逆に問いかけてみたいと思います。
人は一旦生活レベルを上げたら中々元に戻したり、下げたりすることは困難な気がいたします。
世界同時株安・円高・・は一過性の問題でしょうが、少子化は国民一人ひとりが真剣に考えることでしょうね。
資源輸入国の日本は確かに化石燃料に替わる新しいエネルギーの研究に官民挙げて真剣に取り組むべきですから、いかにその将来を背負って立つ若人の育成が必要であるか、言うまでもありません。
資源のない日本は世界をリードする革新技術で生き残りをかけなければ、どうしようもないと思います。
モノの輸出立国でなく、技術の輸出立国でなければ、あなたの危惧されて見える『資源国に経済占領される』ことになるでしょうね。
ある大学の教授曰く、『これからの日本人は肉体労働でなく、頭脳労働でなくては世界に生き残れない!』という、15年も前の言葉が今甦ります。