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日本語を勉強している外国人の友人が、「日本の恩恵表現をめぐる」という題目で、卒業論文を書くそうです。
どのようなことを書けばいいのか分からず相談され、助けてあげたくて、インターネットなどで調べたんですが、私もよく分かりませんでした。
恩恵表現とはどのようなものをいうのか、またこのテーマはどういったことをまとめればいいのか教えてください。

よろしくお願いします。

===補足===
お歳暮や結婚式や、出産祝いの内祝いなども恩恵表現になりますか?

  • 質問者:匿名
  • 質問日時:2008-12-15 19:14:10
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恩恵に関する表現を研究した論文はたくさんありますので、図書館で探してみるべきです。論文を書くなら山のようにある先行論文の調査から始めなくてはなりません。まずそれらの先行論文を読破しないことには、自分の論文は書けませんよ。

今はインターネットを通じて、さまざまな論文の検索もできますので、まずはタイトルだけでも洗い出してみるべきです。
単純に「恩恵、表現、授受」などのキーワードでいくつもヒットすると思いますよ。

言語雑誌のバックナンバーも丹念に調べてください。どこの図書館でも置いてある「月刊言語」と「日本語学」を読めば、有益な情報が得られるかもしれません。最低でも5年は遡ってみてくださいね。

下の方もおっしゃっていますが、論文は自分で書かないと・・・
テーマがちょっと大きすぎますねー

  • 回答者:たった (質問から7日後)
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参考になりました。回答ありがとうございました。

最近「~させていただく」という表現があまりに多用され、本来「相手の承諾を得て~する」という謙譲表現であるはずが、「自分が相手を尊重している」そぶりを見せるためのの押し付けがましい丁寧語になってしまっている、という主旨の論文がいいでしょう。

  • 回答者:阿倍 (質問から4時間後)
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参考になりました。回答ありがとうございました。

「~してもらう」と「~していただく」の使い分け方、というのはどうでしょう。
自分にとって利益になることをしてもらう事を意味する動詞が恩恵表現の一番いい例です。
ご友人がどこの国の人か分かりませんが、もし欧米の人ならわざわざ違う動詞を使い分けるという感覚自体が不思議なはずです。
日本人の場合相手が年上目上か同年齢以下、目下かによって無意識に使い分けますね。どう使い分けているのか、これだけでも相当な量の文章が書けますよ。

お祝いのお礼に「おかげさまで」とよく使いますが、これも一種の恩恵表現です。ただ、「誰のおかげ」と言っているのか不明な場合も多いのではないでしょうか?
英語でこれにあたるのは、 Thank God! で、感謝の対象はあくまでキリスト教の「神」ですが、日本の場合直接何かしてもらったわけでもない相手に対しても「おかげさまで」とよく言いますね。
直接言ってている相手でないのなら、その対象は誰あるいは何であるのか?いろんなケースを検討してみると面白いかもしれません。

  • 回答者:joker (質問から2時間後)
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参考になりました。回答ありがとうございました。

恩恵表現は、「〜してあげる」という用法・用例の、国語学的表現です。
日本語の恩恵表現でしたら、具体的には、〜て・さしあげる、〜て・あげる、
〜て・やる、〜て・いただく、〜て・くださる、〜て・もらう、〜て・くれる、
このあたりを指します。
ただし「〜て・やる」は見下した表現なので、非恩恵だという学者もいます。

日本語学の論文だと思いますので、表現の種類と、用例・用法は必須。
それから、日本語の恩恵表現の豊富さや、「その行為が相手や自分からの
押しつけでないことを強調すること」=「気配り」という意識について、
母国語との比較を含めた考察を深めることをおすすめします。
具体的には、母国語では日本語の恩恵表現に当たる表現手法は
いくつあるか、その数と、日本語の恩恵表現の数や意味の違い、
日本語の恩恵表現から読み取れる日本の文化や、日本人の心理特性と
すすめるといいかと思います。

  • 回答者:美衣 (質問から2時間後)
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参考になりました。回答ありがとうございました。

恩や恵みで恩恵。。。
相手に対して恩にきるほど大変お世話になった。だから、何か、お返しをしよう、したい、そういう気持ちですね。
ちょっとしたことでも、そういう気持ちになることがあります。無心の恵み。そうそう、昔、「一杯のかけそば」なる話もありましたね。
その気持ちを、どのような形で、何で表現したのか。。。
日本語の勉強での卒論なら、物ではなく、どういう言葉で言い表したのか?が本筋でしょう。
物に添えるメッセージの場合もありますね。
メッセージも、普通の文章から詩や句、歌まで。。
簡潔に言えば、「お礼の言葉」でしょうが、色々あります。

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参考になりました。回答ありがとうございました。

基本的に卒論とは自分でテーマを考え学び結論づけるものなので
相談にのるのはともかく教えるのはどうでなんでしょう。
しかもすべてインターネットで済ませるのではなく、フィールドワークのなかで・・・
説教臭くなるのでこのへんで

恩恵表現とは
~してあげる というような相手に対する行為の表現です。
このあたり、日本では主体は人が主体ですが、
外国ですと神が主体の場合もあるのではないでしょうか。
外国と日本の比較論というのも面白い観点ではあると思います。

言葉は時代とともにあるので答えを見つけるのではなく
どういう観点で見つめていくかということを考えた方がよろしいかと思います。

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参考になりました。回答ありがとうございました。

尊敬表現、つまり、敬語のことではないですか。恩恵表現ではなんのことかさっぱりわかりません。

卒論は自分でテーマを選ぶと思うのですが、何を書いたらいいかわからないものをテーマに選ぶというのは理解できませんが。

  • 回答者:匿名さん (質問から9分後)
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参考になりました。回答ありがとうございました。

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