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犯罪被害者の手記で杉原 美津子『生きてみたい、もう一度』という本があります。
被害者ではあるが加害者を思いやっています。
犯罪被害者の感情を論じるときどうしてこの本のことはほとんど語られないのでしょうか

  • 質問者:匿名
  • 質問日時:2008-12-18 03:09:40
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殆どの被害者が、彼女の様に達観し、思いやり考え、突き詰めて行くだけの余裕など、無いからです。
彼女の考え方は、残念ながら、一般的には、どうあがいても、受け入れ難い物なのです。
私は、大変感銘を受けましたが、いざ、自分が、同様の事態に陥った際に、果たして、その様に感じ、考えられるとは、思えません。人の恨みとは、根の深い物です。恨む事は、何も生みませんし、許す事が、我が心を救う道だとも思いますが、当事者になれば、その思いなど、簡単に吹き飛んでしまえる程に弱い人間です。
心が、否定的な人に対し、正論をかざした所で、相手の心を閉ざしてしまうだけでしょう。きっと、この様な理由から、大変素晴らしい心理を解いたと思えるこの手記は、残念ながら、取り扱われにくいのではないでしょうか。

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参考になりました。回答ありがとうございました。

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