すべてのカテゴリ » 知識・教養・学問 » 知識・学問 » 数学・サイエンス

質問

終了

昨日 初めて 膜だけで音を出すスピーカーを知りました。「圧電スピーカー」
というらしいです。 今まで すりばち型のマグネット式しか知らずにきたのですが、確かに 携帯なんかに 使えませんわ! 
「圧電スピーカー」 って 何時ごろ実用化されたんですか?
特許を取得している会社は あるのですか? どこの国?

ご存知の方、教えて下さい!

回答してくれたみんなへのお礼

お二人とも 詳しい解説を頂きまして ありがとうございました。
匿名 様には 申し訳なかったのですが、電子部品 様をお選びいたしました。

電圧を加えると変形する圧電効果を利用した圧電素子(ピエゾ素子とも呼ばれる)をもちいたスピーカーです。

1921年にロッシェル塩という物質に圧電効果があることが報告され、クリスタル(水晶)の代わりにクリスタルイヤホンやクリスタルマイクなどに長く利用されてきました。その後、圧電素子はセラミックを用いるようになってきました。
圧電素子の発音体は周波数特性が平坦ではないのでブザーなどに多く利用されていました。
最近では改良が進みスピーカーとしても使われるようになってきました。
超高域再生に優れているので、オーディオスピーカーのスーパーツイーターにも利用されています。

マグネットスピーカーと原理が異なり、圧電スピーカーは電力消費が非常に低く、小型で構造が簡単なため携帯などに最適です。
まっさんさんのいうスピーカーは、1925年G.E.社が発明したダイナミックスピーカーかと思います。

原理的には歴史が古いため特許があるかどうかはわかりません。

  • 回答者:電子部品 (質問から56分後)
  • 2
この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

歴史は ダイナミックより 古かったんですか・・・・(絶句)
昨日、村田製作所のHPで知ったんですが、あそこのセラミック技術って凄いですね!携帯の着メロも あそこのお陰ではないかと・・・

並び替え:

圧電式というのは、クリスタルを使ったスピーカーで、古くからありますが、最近になって、矩形の薄型のものが開発されたようです。クリスタルスピーカーその物は古い物であり特許は切れています。また矩形のスピーカーも新しいものではなく、やはり特許は切れています。そういう基本的な特許はもうないと思います。
http://www.murata.co.jp/products/article/ta0782/index.html

===補足===
鉱石ラジオなどで利用されるイヤフォンは普通クリスタルスピーカーです。
クリスタルとして利用されるロッシュル塩は絶縁体ですので、ほとんど電気を通さず、音に変わった分だけ電気を消費するので大変省エネです。
スピーカーだけでなくマイクやレコードのピックアップなどにも使われています。

  • 回答者:匿名 (質問から45分後)
  • 2
この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

実は 昨日、村田製作所のHPで知ったんです。 かなり昔から存在していたんですね!
若い頃 オーディオに凝っていて、ダイナミック型しか知りませんでした。 村田製作所のセラミック技術って凄いですね! あと セラミックコンデンサーも・・・・

関連する質問・相談

Sooda!からのお知らせ

一覧を見る