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経済番組でこの先の経済見通しである方が
「世界各国が大量の国債を発行するようになる、その嵐が来るのが今年の秋から来年にかけてになるだろう、それを警戒しているのが今の市場の動きで、それらが金融市場に影響を与えるから為替は動くは金利は上げるは今年の秋から来年に掛けては要注意が必要です」
(前回の質問に疑問が残り再度質問しますhttp://sooda.jp/qa/103524

との事なのですが、これは国債が大量に発行される→紙幣の価値が低下する、その間混乱により為替が上下する→低下を押さえ込もうと日銀が金利を上げる、その間も為替が上下する。と言う理屈なのでしょうか?だとすると堂々巡りのような気がして景気回復のシナリオが全く見えてきません、というか構造自体、時代に合ってない古いように見えてきます。
高卒なので用語がわからないのですがほぐしてご教授お願い致します。

  • 質問者:ゆう
  • 質問日時:2009-02-19 03:15:37
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国債には、償還額、債券価格、表面利率という3つの価値と、金利変動、物価変動、為替変動という3つのリスクがあります。
という辺りからと思ったんだけど、ここから始める長くなりすぎるんで省略w
1つだけ注釈すると、表面利率とは国債の額面に対する利率であり、金利変動の金利とは市場金利を指します。ここを混同すると話が湧けワカメになります。

米国債を日本企業が買う理由。ここからいきましょう。
米経済の下落による米ドル安(円高)局面で米国債を購入しておくと為替レートが戻った時に為替差益が出ます。
一方で、決済通貨として米ドルを必要とする企業はその実需によって為替リスクを軽減できます。
米国の不景気は米国株の下落に止まらず、日本株も連れて下落します。
なぜなら、日本の株式市場は外国人投資家比率が高く、大型株は輸出依存型企業が多いからです。
そうすると、株式そのもののインカムゲインが期待薄になる事で米国債の魅力が相対的に高まり、資金はそこへと移動していきます。

米国政府はこれにより資金を手に入れ様々な経済対策が行えます。
それが上手くいって景気が回復すればアメリカ人大喜びで米国株も上昇し為替レートも元に戻るでしょう。
そうすると日本の輸出産業も元気を取り戻しますし日本株も上昇して日本人も大喜びです。
米国債は無事償還され為替差益も得られて投資家も大喜びです。
みんな大喜びで大団円てわけです。

かなり荒っぽい(というより乱暴でいい加減w)な説明ですが、実際これまでそういう資金循環で上手くいってました。
ただ、今回もそれで上手くいくのかは分からないというのが正直なところです。
他に良い治療法がみつからない限り、知ってる事しかできないというのが現状かと思います。

  • 回答者:がぎぐげご (質問から8時間後)
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国債は国の借金です。
アメリカは大量の国債を発行しています。
その多くは日本・中国が購入していると聞いています。
その日本もまた多くの国債を発行して借金をしています。
アメリカも日本も世界中の国が国債と言う借金まみれです。
悪く言えば国債は不良債権でもあるわけです。
でも国という看板がかかっていて信用してかっているわけです。
もしも国がこけたら国債は紙くずとなります。

堂々巡りと質問者いっていますが、
貨幣制度はローマ時代もあったので
経済政策も時代が違うだけで代わり映えがしないのでは?
当時の経済政策は詳しくはしりませんが。

  • 回答者:三毛猫 (質問から4時間後)
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

ご回答ありがとうございます。
基本は変わらないのでしょうが過去の経験が常に生かされて現代の経済システムになっていると思います、ただ近年構造が複雑になっているにも関わらず従来方式ではダメなのでは?で実際堂々巡りになってないかなと思ったんです。

国債を大量発行している日本ですが、貨幣の価値はどうですか?
全通貨に対して現状つよくなってると思います(円が上昇している)

要は、市中の銀行にどれだけの体力があるかですね

  • 回答者:匿名希望 (質問から2時間後)
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やや参考になりました。回答ありがとうございました。

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