どのようにずれているのかにもよるかもしれませんが、周りと同じでいなければいけないと思わなくてよいと思います。私も、子供のころからかなり考え方や感覚などが一般の大多数のみんなよりもちがっていると感じ、また回りにもそう思われていましたので、とても悩んでいたときがありました。でも、その感覚のずれかたは良い悪いで判断できるものばかりではありません。個性のちがいなだけのときもあるし、一見、「常識」といわれていることがあっても、それが本当に正しいかというと、そうでもないこともこの世の中にはたくさんあったりします。たとえば、歴史上や社会の中で一部の人だけの都合のために合わせて作られたルールが「常識、正しいこと」として押し付けられてきていたものを、みんながひとりひとりの心に沿って見つめ自分で判断する、ということをしないで、流されてきてしまった部分があって、「常識だから」と理由も説明できない状態でマニュアルのように文化にこびりついてしまっていることもたくさんあると思います。
でも、最近では時代の変化とともに、少しずつそういう考え方が変化してきているようにも思えます。
確かに、時々は孤独感を感じてしまったり、充分に理解されていない、理解できない、と感じてしまうときもあるかもしれないけれど、そういう感覚を持っている人が増えてきているのも事実ですので、ひとりぼっちだと思わないでください。大丈夫です。
そして、回答者のみなさんのおっしゃるように、個性というものも大切にしていいと思いますよ。人があなたをどう見るか、ということも気になる気持ちもすごくよくわかります。
でも、あなた自身から見て、
自分はどういう人間でいたいですか?
どういう人間として生きたいですか?
どういう自分が一番好きになれますか?
どういう自分でいるのが一番自然体で楽ですか?
それがはっきりわかってくると、まわりとのずれを認識しながらも、バランスをとっていけるようになると思います。
自分の立ち方がわかってくるからだと思います。
だから、まず自分がどういう人間として生きていきたいかをはっきり見つめてみてあげてください。自分のことを、自分の個性を、受け止めてあげてください。周りとちがったらいけないわけではありません。
特に、日本社会だと、そういうずれを感じる人にとってはさびしかったり、ストレスがたまってしまったりしやすいかもしれませんね。でも、大丈夫ですよ。
あなたには、あなたの道があるし、ほかのまわりの人達それぞれにも、各々の道がひとりひとりにありますから、自分 対 まわり というわけではなくて、本当は、ひとりひとりの物の見方の「選択」次第だと思います。
あなたの生き方を、他の人達の目線に合わせて創っていきたいですか?(それにあわせたところで、まわりの人が結果の責任をとってくれるわけでもありません。)
それとも、あなたは自分で自分の生き方を決めて、自分のつくった自分という人間で生きて生きたいですか?(もちろん、その際には自分できめたことの理由や結果にも責任をもって選んでいかなければいけないのも確かですが、そのぶん、まちがえていたと思ったときは素直に反省して、軌道修正も自分でできます。)
それらを決めるのも、あなたの自由で、あなたの意思次第です。
そのぶん、責任も伴いますが、それはあなたがあなた自身について権利を持っているということでもあると思います。
もちろん、まわりとの調和も大切なので、思いやりや想像力、理解しようとする気持ちをもつ努力、ひとりひとりの人間への敬意や尊重の念、そして謙虚な心も保ちながら、自分の個性もバランスよく保っていけるのが理想だと思います。
上手にバランスをとっていけるようになりたいなぁ、と、私も日々、自分をひとりの人間として見つめながら、勉強中させていただいています。
うまく答えれているかわかりませんが、とにかく、あなたはあなたでいいのだと思いますよ。
今、感じているストレスをきっかけとして、よりあなた自身について見つめて、知っていくことができる良いチャンスだと思います。自分のことをもっともっとよく知っていくうちに、ちょうど良い道がみつかると思います。今、あなたが感じている「ずれ」を、良い悪いで判断しないでくださいね。
いずれ人間は誰でも、自立して、自分の考えと責任をもって、まわりとの和も保ちながら行動していけるように、成長していく生き物だと思いますから、今はじめてもいいのではないでしょうか?
「大多数、有名、みんな言っている = 良い、正しい」 とは限りません。
それぞれの状況や性格や環境、過去の経験、理由、求める結果、によっても選択はそれぞれですよね。
もし、あなたと自分との違いを認識して、あなたのことを「変だ、まちがっている」とか言う人がいたら、それは、その人がその人自身の視野(フィルター、眼鏡、)だけを通して、
その人が考えたいように考えているだけにすぎません。
だから、もしあなたが自分の考えや行動を責任を持って選んで生きていくならば、その人の「こだわり」や「既成概念」だけにまどわされたり、ふりまわされたりしなくなり、自分のこと(考えや理由など)もきちんと説明できるので、理解してもらいやすくなるかもしれないし、自分自身といることが心地よくなってくると思います。
だから、まず 「自分自身はどういう人間として生きていきたいか?」を問いかけてみるのはいかがですか?
まわりに合わせるために自分のことを無視していくよりも、自分のことを知っていくことによって、いちばん良い方法が見つかるかもしれません。
長くなってしまってすいません。
ごごさんが、元気に、リラックスして幸せに生きていってくれますように!