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初歩的な質問ですみません。
子供に武道系の習い事を検討中ですが、空手と合気道と少林寺拳法何がどう違うのでしょうか?
柔道が違うことはわかるのですが、特に空手と憲法の違いがわかりません。

  • 質問者:ジャンジャン
  • 質問日時:2008-06-18 08:22:25
  • 3

流派の違いも有りますが何れも道場によって護身術としての武道、武芸・武術を磨くための武術、スポーツとしての武術、学芸・芸術としての武術等、考え方は様々です。武術の基本は精神鍛錬と人格形成です。

まず、それぞれの簡単な特徴を書きます。が、お子さんの事を考えると同じ流派でも道場によって大きく方針が異なりますので、道場の様子や方針も見学や相談等により良くチェックされ、ジャンジャンさんの方針と比較して検討する事をお奨めします。私は剣道と合気道は経験しています。

それぞれの武術の詳細については下段のリンクを参照してください(長々と私が同じ事を書くのもアレですし)。



☆空手
空手の多くの動作が、(敵の打突を受け流す以外には)、拳や肘や足等による打突や破壊となり、投げや逆関節を取って絞めると言うのは非常に少ないです。実際に瓦や板を割って見せるのを見た事がありませんか?。

その発生理由から攻撃力破壊力が格段に強くなっています。『人体そのものを強く鍛え武器と成す』事を目的とするものが多く、空手そのものを凶器とみなされるほど強力な武器となります(法的には上級者は凶器とみなされます)。なので剛の武術と言えます

多くの空手は組み手(試合)の時、寸止めにて実際の打突が相手を傷つけないように当たる寸前で止める事を徹底ルールとしていますが、実際に打突を当てる流派ものもあります。

安全性と言う意味では『怖い』となりますが、今回の秋葉原事件の様に相手を制さねば己の命が危険な場合は当てなければ自分が危険に晒されますので逆に実戦的とも言えます。但し何れの武術にも言える事ですが、今回の秋葉原の様に刃物を持って無差別に振り回して暴れている敵に対峙するには熟練を要します。



☆合気道
同様に例えれば合気道は柔の武術と言えます。

柳生流剣術から派生したとも言われていますが、これも様々な流派があります。元々、素手にて敵の刀を奪い身を護ると言うのが合気道の本筋です。相手にダメージを与える事は考えていませんが、当身(あてみ)は有ります。相手を傷つける事よりも、相手の気を逸らし戦意を削ぎ、その隙に敵の武器を奪う、或いは敵を戦闘不能な体制に導く、逃げる等を主目的とします。

なので合気道は、拘束(手や襟首等を掴まれた等)を解く、関節を絞める、投げる、武器を奪う、敵の攻撃をかわす等の動作が主になります。今回挙げられている武術の中では最も護身術に近い存在です。

が、『相手を掴む』行為が果たして、実際の犯罪で起きるか?と言う点で実践的かどうかは疑問が有ります。それでも背後から羽交い絞めにされた時等に脱出できるのは大きいでしょう(普通の人は逃げられません)。

怪我した人の救護等についても多く学ぶ事が出来ます。



☆少林寺拳法
元祖は中国の少林寺拳法ですが、日本の少林寺拳法は少々事情が異なるようです。元祖少林寺拳法は虐げられた民衆が軍隊に抗う事を目的として生まれたため、あらゆる格闘手法の中でも最強を目指しています。なので技術も過激で且つ実戦的なものが多いと言えます。

打突、武器、関節技等、空手や合気道の持つ特徴は全て持っています(但し、技の目的は異なるので手法も大きく異なります)。

また合気道同様に怪我した人の救護等についても学ぶ事が出来ます。



☆その他補足
それぞれ武術の違いは手首を掴まれた場合の動作等で特徴が出ます。

合気道の場合、相手を傷つける事までは考えていないので、掴まれた手を解く、場合に拠っては締め上げて投げたり関節を極めて戦意を削ぐ、時代劇の捕り物の様な感じで相手を押さえ込んだり拘束する格好になります。

空手の場合はそもそも手を掴ませない、掴まれても相手の身体への直接の打突で攻撃する事により、拘束を諦めさせる事が多いです。

少林寺拳法の場合は手を締め上げてその手の関節を破壊する、合気道の様に拘束する、関節を極めた後、反撃する動作まで含まれます。場合に拠っては身近な物を武器として使用します(そこまで教える道場がどの程度有るかは分かりませんが)。

長くなって御免なさい。詳細は以下のリンクからどうぞ。

☆空手
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A9%BA%E6%89%8B

☆合気道
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%88%E6%B0%97%E9%81%93

☆少林寺拳法
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%91%E6%9E%97%E5%AF%BA%E6%8B%B3%E6%B3%95

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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

並び替え:

空手は基本的には打撃をもって攻撃します。その後の攻守の過程において
投げであり、極め(関節技)が盛り込まれます。流派によって寸止めから
フルコンタクト(急所以外への打撃可能)など、練習や試合において差があります。
対して合気道は打撃から入る流派は稀なように思います。まず手を取り合う
攻守に始まり、取られた瞬間には優劣が決まってしまう、関節(正確には
体裁き)主体の格闘術です。
少林寺拳法はこれらのふたつのいいとこ取りをした総合格闘技だと思ってください。一般的には(年齢の制限はあったと思いますが)フルコンタクトです。
(また少林拳とは別物であることにもお気をつけて。)
お子さんに習わせるなら情操面やボランティア活動などの多面的な教育を
意識している少林寺拳法をおススメしたいですね。ただ、お子さんが女の子で鼻血出して泣き出したらいても立ってもいられない!
と言うようなことであれば合気道が最適でしょう。

  • 回答者:A/J (質問から3時間後)
  • 5
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参考になり、満足しました。回答ありがとうございました。

うちは空手を習っています。
少林寺拳法も似たような物だと思いますが、試合などでポイントのつけ方などが違うと聞いたことがあります。
どちらも形などがあり、それぞれ違うとは思いますが・・・
少林寺拳法に比べて空手は打ってもちゃんと入っていなければポイントにならないみたいです。

  • 回答者:あす (質問から2時間後)
  • 0
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やや参考になりました。回答ありがとうございました。

技術的な面では、空手は打撃中心、合気道は関節技中心、少林寺拳法は打撃と関節技両方です。
相手に対しては、空手は相手を積極的に倒そうとし、少林寺拳法は自分が倒されないようにする護身性が強く、合気道はその両方です。
空手はいろんな流派があり、それぞれ技術や考え方が違いますので、見学に行ってどのような指導がされているのか、また先生の話を聞くなどして、お子さんに合うのか、続けられるのかなど、お子さんと話し合ってはいかがですか。
日本の少林寺拳法は「日本少林寺拳法」であり、中国の少林寺とは少し違います。武器を使うこともありますが、普段の練習では、特にお子さんの練習では使うことはありません。

  • 回答者:環境意識 (質問から60分後)
  • 0
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参考になりました。回答ありがとうございました。

大きく分けると
空手 合気道 は素手のみ
少林寺拳法は映画とかである武器こん棒とかそんなものを使うでしょうか。
子供の習い事なら、体験とか行って子供に合うか試してから入ったほうが良いと思う
空手ひとつにしても、流派でいろんなやり方があるみたいだし、うちの子は、極真空手とか体験させたら、泣き出してたいへんでした。それで別のところにしました。
打つの会社に出入り営業マンは少林寺やっていて、先日子供と中国まで試合に行ってきたとか。親子でとっても面白いといってました。
合気道は、私の周囲ではあまり見かけません。

  • 回答者:読めない空気 (質問から33分後)
  • 0
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やや参考になりました。回答ありがとうございました。

空手は破壊力や強さを競うもの 少林寺拳法は形、技を競うもの という認識があります。
私は 空手などの事はよくわかりませんが こんな風な認識をもっています。
武道は礼儀作法、上下関係などが厳しく 今の子供たちに欠けているものを
養うことが出来るように思います。
私の父は少林寺拳法を教えており、私の子供たちも当然のように少林寺拳法を習っていました。
少林寺拳法は 共に強くなる上手になるという事が大事だと教えていて
自分だけが強ければ良いという事がなく 思いやりをもった子に育ったように思います。
他の武道の事はイマイチよくわかりませんが それぞれの武道、それぞれの道場によって
色々な考え方があると思うので ココという道場を見学したり話を聞いたりして
決めた方が良いのだと思います。
意外と道場の方針ってあるんですよ。
大会で良い成績をおさめる事を重要視しているところとか
大会よりも楽しく練習する事を重要視しているところ・・・
などなど 同じ武道でも違うのでご自身のお子さんにあった道場を選択することも大事だと思います^^
がんばってくださいね^^

  • 回答者:のんこ (質問から29分後)
  • 6
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参考になり、満足しました。回答ありがとうございました。

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