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ヨーロッパの方(イギリス、フランス)では医療費って無料らしいです。
日本ではどうしてこういう制度をとる選択肢がなかったのでしょうか?
ヨーロッパで、できているのに、なぜ日本ではできないのでしょうか?
今後の日本の医療は、アメリカっぽくなるのか、ヨーロッパぽくなるのかどちらだと思いますか?

マイケル・ムーアの「シッコ」という映画を見ました。
病院の会計は、患者さんに交通費を支払うためにあって、入院しても手術してもタダだと言ってました。
破綻とか、詐欺とかってないのでしょうか?

  • 質問者:匿名
  • 質問日時:2009-04-22 13:47:38
  • 2

回答してくれたみんなへのお礼

くわしく書いていただき、ありがとうございました。

これは税収の違いかと思います。
少しばらけたデータではありますが、
こちらはGDPに対する税収の比率です。
http://en.wikipedia.org/wiki/List_of_countries_by_tax_revenue_as_percentage_of_GDP

日本の税収の低さが分かると思います。
また、イギリスやフランスと比べると、日本の方が人口毎のGDPも低いことがわかります。
http://en.wikipedia.org/wiki/List_of_countries_by_GDP_(nominal)_per_capita

つまり、イギリスやフランス政府と比べると、
日本政府は人口毎に配布できるお金が圧倒的に少ない為、
無い袖は触れないと言うのが現状ではないでしょうか?

官僚の不正問題などもあって政府への不信感もあるでしょうが、
それは日本ばかりに限った事ではありませんので。

結論から言うと、今後税率が大幅に上がるかどうかによって、
福祉のシステムがヨーロッパ風になるかアメリカ風になるかが変わるかと。

===補足===
ちょっと実例を補足します。
オーストラリアでは主にイギリスからアイディアを取っているのですが、
公的な医療機関は基本的にはタダで、高校までの教育もタダ同然です。
また派遣切りにあおうがプー太郎になろうが最低限の生活は政府が面倒を見てくれます。

その反面、仮に年収500万の人が居るとすると、
所得税(総合課税)で100万が消えます。
それとは別に私営の年金ファンドへの積み立て義務で50万。
手取りを350万として、そこから100万を貯金するとします。
消費税率は10%なので、残金250万のうち1/11は消費税として収めます。
という事で、年収500万だと年間で最低170万くらいの額の税金を支払わされます。

  • 回答者:ausgc (質問から21分後)
  • 2
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

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医療費が無料の国は、働いて得た収入の半分以上を税金で持っていかれたりします。
そのお金で、医療費が賄われているだけで、無料ではないのです。

何があっても医療費が無料、って言われると安心ですけどね。
今の収入の半額を貯金しておいて、それは医療費としてしか使わないとしたら、
死ぬまでに、足りない人と、使いきれないで終わる人が出てくると思います。

足りない人は文句はでないでしょうが、
あなたが使いきれない人だったら、
無料制度が羨ましいと思いますか?

そういう話です。
どっちがいいともいいがたいですね。

ただ、今の日本で無料制度をやると、
無料なら見てもらうか・・・と
病院を井戸端会議場にしてしまう人たちで、あふれてしまったり、
収入を全額税金で納めても足りなくなってしまうかもしれませんよ。

  • 回答者:匿名 (質問から4時間後)
  • 2
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

税金として払った額を比較しないで、公共サービスを比べるのはナンセンスです。

  • 回答者:az (質問から2時間後)
  • 1
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>なぜ日本ではできないのでしょうか?

 国民健康保険制度があるからです

 この素晴らしさが理解できないのならヨーロッパに

 移り住んだ方が幸せかもね

  • 回答者:日の丸 (質問から2時間後)
  • 0
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

日本も昔は社会保険の本人については外来医療費無料でした。
老人(当時も70歳以上だったかは覚えていないが)も医療費無料でした。
本来ならば日本でも医療費を完全無料化することは可能なはずです。
医療費がかかるのはバカな政府が国民に本当に必要な医療・福祉・教育の予算をどんどん削って、不要な軍事費や米軍への思いやり予算、ワイロをよこすゼネコンなどへの見返りのための箱物行政だけを増やし続けてきたツケです。
不要な予算(思いやり予算など)を減らしたり、完全にカットしたり、公共事業もゼネコンの言い値ではなく、適正な予算で行わせれば、消費税をなくしても十分医療費無料化できる予算はあります。
それをしないのは、今の政府与党の人間がアメリカ政府の下僕であり、大企業からのワイロを期待しているからです。
政府が変わらない限り、と言うか、国民が政府を替えない限り日本はもっと悪性がはびこることになります。

  • 回答者:宮健 (質問から2時間後)
  • 0
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

アメリカは保険会社が払います。
保険会社への保険料の支払額によって、受けられる医療の内容が異なっているみたいですね。
ヨーロッパは、税金がすごく高いです。
それは、所得税だったり、消費税だったり・・・
昔は、日本も厚生保健や国民保健に加入していたら、1割負担で済む時代もありました。しかし、高齢化になるにつれ、補てんが困難になり保険料負担割合が高くなってきているのが現状です。

国家公務員の無駄撲滅、税金の配分見直し、議員費用の見直しなどで、医療費や福祉費などは、改善できると私は、思っているんですが・・・

  • 回答者:回答ルパン (質問から18分後)
  • 1
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Social Security Systemをとっている国は税金が半端ではありません。そのかわりゆりかごから墓場までといわれます。

  • 回答者:匿名希望 (質問から16分後)
  • 1
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

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