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サッカーについて質問。
サッカーにはなぜロスタイムがあるのですか?
自分なりの解釈では、試合中に何らかの理由で試合が中断されても、試合時間を計測する時計は止められず、中断していた時間を別の時計で計測し、中断していた時間の合計時間をロスタイムとして止めなかった時計の時間にプラスするものと言う解釈です。
そこで思うのですが、わざわざ中断中の時間を計り、その分の時間をロスタイムとして追加するよりも、試合時間を計測している時計を中断ごとに止めて、試合が成立している時間をそのまま計測すればいいような気がするのですが。
ロスタイムと言うものがあるから、前後半ともに45分まじかになると、実際の試合時間が何分あるのか(ロスタイムが何分あるのか)わかりづらいと言う状況が起こるのではないでしょうか?
試合時間を計測している時計を、中断ごとに止めていれば、純粋にその時計が45分を指したときが終了と言う風に、プレイヤーも観客もわかりやすいと思うのですが。
また、ロスタイム内に試合の中断があったとしてもその分をさらにロスタイムとして追加することはないと思うので、ロスタイム中に試合中断が起これば、実質試合時間は45分に満たないことになると思うのですが。
ロスタイムと言うシステムがなぜ作られたのか、理由や経緯等がわかれば、サッカー音痴でもわかりやすいように教えてください。

  • 質問者:ロス
  • 質問日時:2009-06-11 00:02:23
  • 0

回答してくれたみんなへのお礼

ありがとうございました。

ロスタイムというのは、もともとは試合中負傷した選手の治療や搬出で空費された時間を追加するというもので、”injury time”とも言います。
最近は、追加タイム(added time、additional time)と言います。

試合が中断した場合、そのうちどれだけの時間を追加タイムとするかは、すべて主審次第ということになりますので、表示されたロスタイムが絶対的なものではありません。
また、すべてのファウルの場面で時計を止めるのではなく、ファウルがあっても、すぐに再開された場合などは時計を止めずにそのまま試合進行されることが多いと思います。

また、表示されるロスタイムは、あくまでも分単位の目安ですので、実際には3分0秒も3分50秒も同じ「3分」と提示されますし、片方のチームが攻撃中であれば、その攻撃が終わるまで(相手チームのボールになる)まではハーフタイムの笛を吹かない場面が多く見られます。

詳しくは↓↓↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A0

サッカーというスポーツは、ロスタイムだけでなく、様々な場面で主審の判断(裁量)という「人間が介在する部分」が他の競技より多いスポーツです。
観ていてファウルと思っても、「それをファウルとするか否か」、「ファウルであってもアドバンテージとして試合を流すかどうか」はすべて主審の判断ですし、あと何分プレーをさせるかも主審の裁量次第です。

人間的な部分が多く関与することで、観客も熱くなれるというものですし、ロスタイムでの得点によって試合が決まるといった劇的な場面がもたらされることにもなります。
勝てば歓喜の渦ですし、逆に負けたら「あの主審がロスタイムをあんなに長く取ったせいで負けたんだ」などとなるというものです。

あと、ロスタイムの計測方法ですが、主審は2つ時計を持っていて、試合(各ハーフ)開始のときに両方ともスタートさせます。
片方の時計は試合中は止めず、もう片方の時計はストップウォッチのように止めたり動かしたりします。
そして試合中ずっと動いていた方の時計が45分経過したときに、もう片方の時計を確認すると、それぞれの時計では何分かの誤差が出ます。
この誤差分がロスタイムとして、第4審判に伝えられ、競技場内にロスタイムとして提示されます。
また、ロスタイム中に試合が中断した場合には、その分も主審の判断でロスタイムとして試合時間に追加されます。

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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

並び替え:

サッカーの試合では時間が停止せずに流れる時計とフリーキックや選手の負傷の際に時間をとめる時計があります。前者の時計の時間が過ぎるとロスタイムとなります。後者の時計は唯一試合中に時計を止める権利を持つ主審が持っています。主審の時計が既定の時間になったら試合終了です。

主審は時間が止まらないほうの時計の終了時間が近くなると副審にだいたい何分くらいあるのかを伝えます。第4の審判はそれを会場にボードで伝えます。これでロスタイムが何分くらいあるかがわかります。

ロスタイムに中断があった場合、当然主審の時計は止まるので、その分ロスタイムは(見かけ上は)伸びますが、実際にプレーする時間は変わりません。

サッカーの試合は主審が時間の管理をしているということです。どのタイミングで止めたり進めたりするかを調べて反映させるのは大変ですし、非効率です。複数の時計で管理するとズレが出る可能性もありますし、その作業の分プレイ時間が削られては本末転倒です。そのため時間の管理は主審の時計のみで行いますが、それだとほかの人はどれだけプレイしたのかがわからないため目安として規定の時間の時計を置きます。ずれた分の時間をロスタイムとして纏めることによって、効率的に運用されています。

ロスタイムは追加されているのではなく、主審の時間が規定の時間(45分なら45分)になるまで余分にかかった時間がロスタイムとして纏めて計上されているだけです。

  • 回答者:匿名希望 (質問から3時間後)
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

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