塾には通っていませんでした。集団授業は学校だけでお腹いっぱいという性分なので。
高校時代は部活動に多くの時間を費やし,週に2日間だけ放課後の課外授業を2科目だけ受講してました(国語・社会)。好きな科目だけ掘り下げてという感覚でした。
私立文系に進学しましたが,授業をしっかりたたき込み特別な受験勉強をした覚えはありません。今思い出してみると,教諭陣がきめ細やかな授業構成で臨んでくださっていたおかげだと思います。
しかし突如高校入学直後に「数学恐怖症(と勝手に命名)」になり,中学時代にお世話になっていた個人塾の先生にヘルプをお願いしていた時期がありました。
私的見解ですので悪しからずと最初にお断りしておきます。
大手塾の多くは集団授業だと思われます。娘さんの性格にマッチしていれば利用するのも選択肢の一つとして考えてもよろしいと思います。
私の場合は集団授業が苦手でしたので全く選択肢に考えませんでした。上記に記した個人塾も個別指導塾でした。先生はその道数十年のベテランでした。私の性格にはちょうどマッチしたようです。教わっていたのは数学のみです。
ある従兄弟は浪人時代ですが1年間大手全寮制予備校に入り翌年私立文系(六大学)に合格しました。そこではほぼ1年間勉強漬けだったようです。(テレビを始め,娯楽は一切無かったらしいです)。周囲が学習にのみ専念する雰囲気だったのがよかったとのことです。これも本人の性格にマッチしていたからよかったのだといっておりました。
また別の従兄弟は現役で難関国立文系(関東圏)に合格しましたが,高校の授業だけで合格しました。その人の場合は,高校が実施する放課後特別授業をみっちりと取って学んでいたそうです。
お住まいになっている地域環境や個人の性格など,様々なケースがありますので一概に何が良いとは申し上げられませんが,香さんのお嬢様の場合ご本人が入塾を希望なさっているようですので,よくお話し合いをされてご検討されてもよろしいのではないかと思います。また,統知・能開に通っているお知り合いがいらっしゃるのであれば,塾の雰囲気や講師陣の力量などをリサーチされるとよろしいかと思います。お嬢様に適しているかどうかを判断する一助となると考えます。
私自身は集団授業が苦手でしたので個別指導塾を選択しましたが,学生時代に逆の立場で塾のクラスを受け持っていたことがあります。教室内で切磋琢磨して伸びるタイプの生徒さんもいましたし,逆に力があるのに集団では伸び悩む生徒さんもいらっしゃいました。また「塾に通っているのは友だちに会えるから」と言う少々困った生徒さんもいらっしゃいました。
何はともあれ,お嬢様の「学びたい」という意識を高められる選択をなさるのが一番ですよね。ご本人にとってそして保護者の方にとってもよい結果に結びつきますようご健闘をお祈りします。
あれこれと申しましたが,失礼な言い回し・見解がありましたらご勘弁ください。