バレーボールでブロックをすると指が折れる危険性があると思いますが、プロや全日本の選手などがそれで骨折したという話は聞いた...|質問・相談が会員登録不要のQ&AサイトSooda!(ソーダ)

バレーファン暦２０年以上の者です。自身、プレー経験もあります。

ブロックで指を怪我する危険性が高いのは、実業団や全日本クラスの選手よりは、中学や高校などでバレーを始めたばかりの選手だと思います。
ブロックに跳ぶ正しいタイミングをしっかり体で覚え終えた選手は、怪我が起きにくいタイミング・角度で手を出せるので、さほどケガはしません。
しかし、上達中の選手は、まだ正しいブロックフォームを模索中なので、中途半端なタイミングや角度で手を出すケースが多くなります。
すると、スパイクボールで小指をはじかれて捻挫したり、水かきの部分が裂けてしまうこともあります。
ぼく自身、中学の部活の時、ブロックした両手の真ん中をボールが抜けて、両手の親指を同時に激しくツキ指した事があります。

実業団の選手でも、試合中のブロックでケガをする選手がいないわけではないんですよ。
ぼくの記憶ですが、１５年くらい前に男子富士フィルムチームの青山選手が黒鷲旗という大会の試合中にブロックで指を脱臼しました。
すぐに選手交代でベンチに下がって、ベンチにいたトレーナーにその場で応急的に関節をはめてもらっていました。
そして、脱臼した指とその隣の指を２本まとめてテープでグルグル巻いてガチガチに固め、なんとその次のセットからはすぐにコートに復帰してました。
もちろん、脱臼した指のままでどんどんブロックにも跳んでいたし、実業団レベルの選手はそのくらいの気合で試合に臨んでいるということなんですね。
試合中は、プレーに集中しているので、多少の怪我の痛みは忘れてしまうんです。ただ、試合だ終った瞬間に痛みがドッと戻ってくるんですよ。

実際の対策としては、試合前には指にテーピングを巻きますね。特に、昔ツキ指した経験がある指には丹念にテープを巻きます。
中にはスパイクの勢いに負けないように手首までぐるぐる固めてしまう選手もいます。

でも、バレー選手が本当に恐れているのは、ブロック中の突き指ではなくて、ブロックから着地する瞬間の足首の捻挫だと思います。
着地の時に他の選手の足の上に乗って激しく捻挫してしまうケースがバレーでは非常に多いです。
これもやはり、テーピングやサポーターで足首を保護や対策している選手がほとんどです。

回答者：長老 (質問から4時間後)
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