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質問

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①在日アメリカ軍の再編問題って何ですか?
②普天間飛行場って「50メートル」移動するの?
③インド洋の給油活動から日本は撤収するの?
別の方法で国際貢献するの?

  • 質問者:匿名
  • 質問日時:2009-10-18 22:52:42
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アメリカ軍は、ブッシュ政権時代に当時のラムズフェルドの提唱で、トランスフォーメーション、つまり米軍再編というのが行われました。これは、ただでかいだけの軍隊ではなく、機動力重視の軍隊に切り替えようというものです。遠くに軍隊を配備するより、出来るだけ本土に近いところに軍隊を置いておき、何かあったら軍隊を派遣する形になります。アメリカ本土も防衛でき、戦場にもすぐ移動できるように出来れば、世界各地に米軍を展開しておく必要もなくなりますので。
そう言ったことから、日本にいた在日米軍をグアムまで戻し、そこから東アジアに睨みをきかせようという「米軍の」改革です。ですから、正直言ってアメリカの勝手な都合であって日本は関係なく、移転費やら何やらを出すのは本来筋違いです。

普天間飛行場は、現在交渉中なのでどうなるか解りません。鳩山政権はアメリカにケチをつけようとしていますが、これは国家間合意なので、いくら政権が変わったからと言って一方的に覆してはならないものです。アメリカにビクビクしてすぐ撤回し合意通りにするか、無理に合意を覆しアメリカの信頼を失って日本が危険になるのか、今はその瀬戸際です。

インド洋からは日本は撤退すると決定されました。世界各地、現場からも継続の依頼があったにも関わらず、鳩山政権は世界貢献する気なく破棄しました。
これに対して、別の形での貢献をすると明言しています。まずアフガニスタンに民生部門で貢献するそうです。戦場に民間人を送って何かするのでしょう。民間人が死んでも気にしない政権のようです。パキスタンにも援助をするようですし、今まで給油だけで世界貢献できたのに、個別に対応して世界中に我々の税金を徹底的に振りまくそうです。給油の貢献よりも金もかかり、最悪の方向でやろうとしています。

こうしてみても、日本の世界での立ち位置がどうなるか、まさにその瞬間に我々はいます。歴史に残ることが起きるでしょう。

この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

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