言うとおりに今とても幸せを感じているということがたくさん含まれていると思いますが、
それを口に出すという気持ちの内側に、他の意味合いの思いがこもっているのではないかと思いました。
高校生であるお子さんも良い子で、親子3人水入らずの平和な家庭にいて
とりたてての問題も無く過ごす毎日。
平凡であることがとても幸せな環境だと思う、今よりもっと、とは向上しようと望まず現状を守っていくことで安泰を求めるタイプの女性なのではないでしょうか。
その人にとっては安全・安心が第一であり
良くなることよりも、悪くならないことを良しとする方でしょうね。
これもひとつの幸せの構図で生き方ですね!
あと、高校生のお子さんというのは
巣立つ時期には少し早いものの、母親のそばから離れ、金銭的には親に世話にはなるけれど、精神的に世話をする担当になりがちな母親からは離れて行きつつあるという過程にあるので
それを少々寂しく感じての心情も大いに含まれているのかもしれないなと思いました。
「今が一番幸せ。誰も邪魔しないでそっとしておいて、時間よ止まれ」と訴えているような感じです。
人が幸せだと語る時、本当に丸々幸せ感じている場合と
不安を打ち消すかのように言葉の印象とは正反対の「愚痴」「ないものねだり」が含まれている心の声が聞こえることがあります。
この台詞についてですが
私は言葉でカタルシスを感じるのなら、その方には利点もあり
周りは気づいてやれるともっと意味ある言葉になるのかもしれないなーっと思いました。