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乗用車に純正で付いているのはサイドミラー フェンダーミラーの付いている車がなくなったのはなぜでしょうか タクシーなどプロの運転する車はフェンダーミラー運転いやすいと思うのですが

  • 質問者:しおちゃん2
  • 質問日時:2008-02-07 13:49:04
  • 0

歴史については矢牛さんがすばらしい解説をなさってるので
ご参考にされて下さい。

鏡には平面鏡と曲面鏡があります。
平面鏡の特性としては、物の大きさや距離感が掴みやすいが視界が非常に悪い。
そこで、運転者の遠くに設置して視界を確保しょうと言うのがフェンダーミラーです。

曲面鏡は物の大きさや距離感が掴みずらいが視界が広く死角が減る。しかし、フェンダー取り付けでは遠すぎて距離感が掴みずらいので、運転者の視野で最短付近に設置したのがドアミラーです。

プロの運転手はバックする際、身体ごと後ろを振り返って目視で運転しますが、
多くのドライバーはミラー確認のみでバックしようとします。
身体を固定させた方が車のコントロールはし易いのでそうするのでしょうが、
後ろを確認する為には視野が広いく死角が少ない方が見やすいので、ドアミラーが重宝されました。
さらに、曲面鏡の製作コストが低くなったので、曲面鏡付きのドアミラーが普及したのです。

つまり、きちんと目視で死角を補える事の出来るドライバーは
平面鏡の方が見やすいのです。

  • 回答者:kapatomo (質問から4時間後)
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フェンダーミラーのオプションのある車は今でもあると思いますが、すっかり無くなってしまいましたね。たしか1980年前後、ちょうど「幸せの黄色いハンカチ」で武田鉄也と桃井かおりが乗っていたファミリアが生産開始されたくらいにフェンダーミラーからドアミラーに変更されたように思います。
当時日本からはどんどんと欧米に自動車を輸出していましたが、欧米ではドアミラーが主流で欧米向の自動車はドアミラー装着で輸出されていました。5代目のFRファミリアは、そのドアミラーがドアに装着しやすいようにAピラーの所にちゃんと装置がされていましたが、日本で販売のものは、そこにフタをして販売していました。サードパーティ製のドアミラーキットも沢山発売されていました。フェンダーミラーを外したところにつける穴埋めシールなども一緒に売られてました。
その後正式に認可されるようになったのは、欧米からの外圧でした。ミラーの取り付けや、シートの形状、ヘッドランプや、テールランプ、ウインカー等、日本の保安基準が厳しすぎて、輸入した車を日本で販売するには、それらを全て国内で基準に適合するようにしないといけませんでした。非関税障壁と主にアメリカから攻撃されたのです。
その中で、変更されたのがフェンダーミラーからドアミラーへの変更です。ただし、当時からドアミラーよりもフェンダーミラーが見やすいと言われてましたので、長い間併売されていましたし、オプションで設定されていました。
日本でドアミラーになってきたのは、車のデザインを重視するユーザーが増えたことと、フェンダーミラー車のリセールバリューが少なくなってきたことが大きな要因です。
車の組み立てについても、ドアは後でつけることが多いので出っ張りが少ない方が作業がしやすいのかも知れませんね。フェンダーミラーだと、フェンダーをボディに付けて内フェンダーをつける前に装着しないといけないので、ライン上をずっと出っ張りが出たまま流れてゆくことになります。

最近スピードメーターなどが真ん中についている車が多くなってますが、輸出するのに部品を2種類作ることが無いのでコストダウンになるのでしょうね。実際見やすいとは思えないのですが。

  • 回答者:矢牛 (質問から3時間後)
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