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経理しています。社員旅行をしました。会社の経費で落とせるのはいくらぐらいまででしょうか?処理は何費になりますか?

===補足===
社員は積み立てをしました。その分では足りないので 数十万足して 海外へ(7日)行きました。
いくらまで落とせますか?

  • 質問者:匿名希望
  • 質問日時:2009-11-05 15:18:13
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経費で計上できる部分の金額は「福利厚生費」でいいと思います。
経費で認められない部分は経済的利益の供与とみられ「給与」で処理すべきです。

社員旅行の場合は、その旅行によって従業員に供与する経済的利益の額が少額で、その額が少額の現物給与は強いて課税しないという少額不追及の趣旨を逸脱しないものであると認められ、かつ、その旅行が次のいずれの要件も満たすものであるときは、原則として、その旅行の費用を旅行に参加した人の給与としなくてもよいことになっています。
(1) 旅行の期間が4泊5日以内であること。
 海外旅行の場合には、外国での滞在日数が4泊5日以内であること。
(2) 旅行に参加した人数が全体の人数の半分以上であること。
 工場や支店ごとに行う旅行は、それぞれの職場ごとの人数の半分以上が参加することが必要です。

具体的には、次のように取り扱われるものと考えられます。
[事例1]
イ 旅行期間     3泊4日
ロ 費用及び負担状況 旅行費用15万円(内使用者負担7万円)
ハ 参加割合     100%
・・・ 旅行期間・参加割合の要件及び少額不追及の趣旨のいずれも満たすと認められることから原則として経費計上

[事例2]
イ 旅行期間     4泊5日
ロ 費用及び負担状況 旅行費用25万円(内使用者負担10万円)
ハ 参加割合     100%
・・・ 旅行期間・参加割合の要件及び少額不追及の趣旨のいずれも満たすと認められることから原則として経費計上

[事例3]
イ 旅行期間     5泊6日
ロ 費用及び負担状況 旅行費用30万円(内使用者負担15万円)
ハ 参加割合     50%
・・・ 旅行期間が5泊6日以上のものについては、その旅行は、社会通念上一般に行われている旅行とは認められないことから旅行参加者に対する特別給与的扱い

 ただし、上記いずれの要件も満たしている旅行であっても、次のようなものについては、ここにいう社員旅行には該当しないため、その旅行に係る費用は給与、交際費などとして適切に処理する必要があります。

(1) 役員だけで行う旅行 ・・・給与
(2) 取引先に対する接待、供応、慰安等のための旅行 ・・・交際費
(3) 実質的に私的旅行と認められる旅行 ・・・給与
(4) 金銭との選択が可能な旅行 ・・・給与

国税庁ではこのように記されています。しかしこれは法律ではなく実務指針のようなものです。
旅行期間が7日間で会社が出した数十万は給与扱いになってしまう可能性が高いですが
一度所轄の税務署に確認したほうがよろしいかと思います。

  • 回答者:匿名希望 (質問から8時間後)
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

まず、過半数が出席するものなのか、何日の旅行か、それに従業員からは費用を徴収しないのかなど不明な点が多いのですが、一般的には通常はOKです。
ただし、かなり贅沢だと思われる一般的でない旅行は認められないようです。
一般的には1泊2日とかせいぜい2泊3日程度であれば問題ないでしょう。
1週間以上の海外旅行やスイートルームを使用した、風俗の費用など一般的でない例は結構あります。
一般的には福利厚生費で計上します。
さらに、これからの忘年会や新年会でも1次会の費用は福利厚生費で落ちますが、2次会の費用は福利厚生費では落ちません。
補足質問が追加されましたが、いぜん不明点が多いです。
先ほども書きましたが、一部の幹部のみというものか、あるいは全員参加したのか、それと毎年一週間も海外に行くのか、あるいは何十周年記念で初めてなのか、又、個人負担は総費用に対する割合がどれくらいか、半分とか、三分の一くらいなのか、などまだまだ不明点が多いです。
いくらまでとかいうのではなくって、割合が大事です。
又、海外だと飛行機利用でしょうが、クラスがファーストなのかビジネスなのか、エコノミーなのか、又、一部幹部のみはファーストなどにしていないかなども不明です。
さらに、男性社員のみは俗に言う売春ツアーであったりしないかなども。
さらに言えば、その社員旅行に得意先を接待していないでしょうか。
以前、税務署からの指摘で実は社員旅行に大得意先を社員旅行に連れて行って結局福利厚生費で落ちるはずが、交際費にされた事例もありますので。
こういったことはどうでしょう。
そのほかにもかなり細かく記載しないと税務署から指摘を受けますと難しいかもしれません。
通常は社会通念上妥当かどうかということですが。

  • 回答者:社会通念上が大事 (質問から6時間後)
  • 0
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

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