FXの利益が年間２０万円以上で確定申告が必要ですが、ウン百万利益の時に負決済して２０万未満で抑えて申告なしにするか、その...|質問・相談が会員登録不要のQ&AサイトSooda!(ソーダ)

FXの負決済（評価損を損切りするかどうかのことだという前提で話を続けさせていただきます）すべきかどうかは、評価損のポジションが近い将来プラスに転じる可能性があるか、FX以外の収入があるか、加入している健康保険が国民健康保険か会社の健康組合か、などの要素がからんでくると思います。

例えば、会社の健康保険加入者の場合本業の給与所得の他にFX収入があるならば、所得税と地方税を考えなければなりません。国民健康保険加入者の場合、所得税＋地方税＋国民健康保険料を考慮しなければなりません。国民健康保険は結構高いので収入が多いと負担になります（ただし、健康保険料には上限額があるのでFXを含んだ年収が700万円くらいある人であれば上限に達しそれ以上負担が増えることはありません）。

私事で恐縮ですが、私は2009年途中に会社を退職し、給与所得とFX収入がありました。今年8月からFXのハイレバレッジ規制導入で今年のFX収入が減る見込みであることと、評価損を出していたポジションがプラスに転じる可能性が低いことと、2009年はFX以外の給与収入があったとこと、今年度中に会社の健康保険の任意継続から国民健康保険料に切り替えるため国民健康保険料を抑えること、などを考慮し、利益の出ている2009年年末に思い切って損切りをしました。個人的には利益の出ているうちに損切りは済ませておく方が確実だと思っています。

最終的には、質問者様のお立場と為替相場観によります。収入によって変わってくる税金・社会保険料などを全部考慮した上で、最善のご決断をされるのが肝要だと思われます。

回答者：とくめいきぼう (質問から10時間後)
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