菅総理の考え方を指示します。総理は別に消費税増税に積極的と云うことではなく、税制全般的な見直しの中で、消費税も引き上げも含めて超党派で議論して行きましょうと云うことで、この考え方は正論だと思います。
マスコミは面白おかしく、あたかも二人が反目しあっているが如き報道をしていますが、議論を開始することは少しもおかしいことではないと思います。
「私の在任期間中は消費税は上げません」と格好良く宣言した「小泉政権」、「鳩山政権」の方が余程誠意を感じません。
50年余にわたり政権を担当してきた自民党は、「税制の抜本改革」と云う言葉を何十回繰り返したでしょうか。そのたびに適当にお茶を濁し、改革を先送りしてきたツケが現在の日本財政状態だと思います。
私も増税は嫌です。しかし日本をギリシャのようにしてはいけません。求めるだけではなく、納得の行く負担についてよく議論して決めて欲しいと願っています。