>中国側に明らかな過失があったのにも関わらず ナゼ日本は強く出れないのですか?
まずはじめに、「中国側に明らかな過失があった」と断定するのは避けた方がよいと思います。ご存知の通り、日中の当局や捜査機関が捜査中であり、事実が両国で公式に認定されていません。「疑わしきは罰せず」が基本だと考えます。
ただ、中国側が捜査に非協力的であるのは、客観的に見てかなり明確だと考えます(個人の意見なので、主観が入っていると言われればそれまでですが)。さらに、個人的見解(あえて主観を入れて話すと)、今回の当事者は中国側が限りなく黒に近いグレーだと思っています。
>日本はそんなに弱い国なんですか?
確かに外交は上手な国ではないと思います。ただ、海外に市場がある企業も多くあり、政治的配慮なども鑑みて穏便にことを進める方がよいと現政府は考えているのかもしれません(それが、bestな外交姿勢かどうかはともかく)。
個人的には、相手国と紛争や議論があった場合/ある場合、事実を両国で可能な限り明らかにし、明らかになった事実関係や国際的常識・第三者の意見(国連での討論や国際裁判所等での判断)を総合的に鑑みて、非のある方が日本側にあることがある程度明らかな場合は、国会で慎重に慎重を重ねて議論を行い、しかるべき時期にしかるべき立場の人物かしかるべき謝罪・賠償を行うのが筋だと思います(簡単に謝ってはいけない、しかし非が総合的に見て日本にあるなら、最終的には謝罪・賠償をすべきだと考えます)。
反対に、上記のような過程を経て相手国に非がありそうだと総合的に見て考えられるなら、出来るだけ早急に国会で議論を行った上で、正式に毅然とした態度で相手側に謝罪・賠償を求めるべきだと考えます(まずは事実の出来るだけ早い解明、その上である程度の明確さがあることが一議員・一閣僚の判断ではなく、国民に選ばれた国会議員の議論を経た上で、早急に厳しく抗議・謝罪を求めるべきだと思います。必要に応じて、現地国の日本大使館員の召還、経済制裁、国連等での議題提出等の有形無形の圧力を掛けることも考える必要があると思います)。
>また そんな弱腰な政府や政党をナゼ支持するのですか?
これは、あなたの主観です。国民全員が現政府を100%支持しているとは到底思えません。中には、現政府の姿勢を批判・否定している人もいるはずです(まさに、あなたがそうではないでしょうか?)
現政府を支持しないのなら、あなたのすることはいくらでもあります。まず、現政府や与党は特定の誰かが一意に決めた訳ではありません。国民が選挙で選んだ議員に応じて半ば自動的に与党が決まり、政府の要職が決まるのです。ならば、あなたは現政府・現与党に反対ならば、次の選挙であなたの考えに合う政党・議員に投票すればよいのです。ただし、あなたが選んだ政党・議員が当選せずあなたの考えと異なる政党・議員が当選した場合は、よほど特殊な事情がない限り(選挙違反があったなど)、その結果は甘んじて受け入れざるを得ません。残念ながら、あなた以外の誰かが、その当選した政党・議員を支持する票を入れ、多数決の結果選ばれてしまったからです。それが民主主義というものです。ただし、(ここからは個人的見解ですが)名が知れているとか、人柄が良さそう、家族や知人に頼まれたからその政党・候補者にした、等の理由で、安易に投票する人もいるようですが、これではいけないと思います。やはり、投票するからには、その政党・候補者の公約や政策をしっかり把握し、自分の考えと合っているかを吟味した上で投票すべきです。たとえ家族の依頼で合ったとしても、自分個人の意見と異なるなら、家族が依頼した政党・候補者に投票すべきではありません。選挙権は20歳以上で得られる個人の大変貴重な権利です。20歳ともなれば、もういい大人です。個人の判断で、いろいろな物事を行うことが求められる年齢です。他人(家族を含む)の言うがまま、自分でよく考えもせず投票するのは、成人として失格だと考えます。なお、投票すら行わない人もいますが、私から言わせれば論外ですね。投票は期日前でも行えますし、政党・候補者の公約やポリシーはインターネット等でも事前に容易に把握できます。投票もせずに、後で文句を言うのは筋違いもいいところです。投票棄権は個人の自由だと言う人もなかにはいるかも知れませんが、個人的には、投票行為はほとんど成人国民の義務に近いものだと考えます。最低限、投票所に行って投票用紙を受領し、白紙投票またはXを付けて投票など、無効票でもいいから投票行為をすべきだと思います。