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手術も含めて入院治療をすべて包括払い制が導入されたとしたら、病院の経営にとってどのような影響がでますか?
詳しく説明お願いします。

  • 質問者:sawamu
  • 質問日時:2010-11-15 13:25:47
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包括払い制は、疾患や手術に対し定められた診療報酬が与えられる仕組みです。
包括払い制でない場合のメリットは、余分な検査を行った場合にその手技の点数の申請を行う事ができることです。
医師の手術・術後管理がうまい施設では、手術から退院までをスムーズにこなすことができるので、合併症などの余計な治療や処置を行わなくてもよくなり包括払い制でも経営を圧迫するような事はないかもしれません。
逆に術後管理が下手な医師の施設の場合は、余計な治療を病院の持ち出しで行う可能性がでてきます。
また、包括払い制を導入するのであれば、臨床現場で今までの検査方法を考え直す必要もでてきます。
例えば・心臓カテーテル検査で今までは全検査にS-G検査 冠動脈造影を行っていたとすると、包括払い制を導入する前までは、右心 左心 で診療報酬請求ができていたと思いますが、包括払い制を導入後は、すべて含んで心臓カテーテル検査での請求となります。よって導入後は、冠動脈造影のみを行い、必要に応じて右心検査を行うなどの対応が必要になります。(コストを優先させるのであれば)
包括払い制に対しメリットのある手術や疾患もあれば、そうでないものもあるので全てで導入となると経営に悪影響を及ぼす可能性もあるのではないかと思います。

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「まるめ」ですね。

バブルの頃は「検査漬け」「薬漬け」という言葉がありましたがその当時は検査はすればするだけ、薬は出せば出すだけ儲かっていました。
しかし、現在は必要な検査+薬で治療を行い、それに応じた収入を得ています。

まるめは1病名につきいくらという計算です。
検査を行わない&薬を出さない→病院は儲かる
検査+薬を大量→病院は赤字。
しかし、きちんと治療をしようとしたら月に何度も同じ検査をしなきゃいけないことも出てくるが、それをしたら病院は赤字な訳です。
しかも同じ病気でも症状が良い人もいれば悪い人もいる。それがすべて均一の料金です。
医療費の削減にはなります。
病院は儲けたければ治療をしなければ良いのです。

なので、病院の経営にとってどのような影響が出ますか?と聞かれたとき、病院どうするかによって違うとしか言えません。

  • 回答者:アキ (質問から6時間後)
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