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福島県内の原子力発電所の停止で電力の大幅な供給不足に陥っている東京電力は被災地以外の電力各社に応援を要請していますが、東日本と西日本の電力会社ではそれぞれ使用している電力の周波数が異なるため、融通できる電力には限界があります。
東京電力などは50ヘルツ、北陸電力などは60ヘルツで、北陸電力はおもに南福光変電所で周波数を50ヘルツに変換して東京電力に融通しているということです。
・・・それじゃぁ 関西電力の管内で、50ヘルツに変換できるところはないんかいな??

  • 質問者:まっさn
  • 質問日時:2011-03-14 21:18:44
  • 0

関西電力は13日に御岳発電所(水力、長野県)と寝覚発電所(同)の電源周波数を通常の60ヘルツから50ヘルツに転換し、東京電力管内に送電する準備を始めたようです

===補足===
関西電力、長野の2発電所から東電管内に送電
関西電力は13日、御岳発電所(水力、長野県)と寝覚発電所(同)の電源周波数を通常の60ヘルツから50ヘルツに転換し、東京電力管内に送電する準備を始めた。両発電所を合わせて最大7万キロワット(60ヘルツの場合)程度を発電できるという。 
関電はすでに東電への電力融通を始めている。
ただ、東日本は50ヘルツ、西日本は60ヘルツを採用している為 周波数変換設備の限界から100万キロワットまでしか送電出来ない
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819A96E3E1E2E2918DE3E1E2E1E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2;at=ALL

商用電源周波数
静岡県富士市と富士宮市は商用電源周波数の境界である富士川が両市を横切り、50Hzと60Hzが混在している。
また地域にかかわらず、工場など一部大口需要家が、電力会社の定める標準周波数とは異なる周波数を利用しているケースがある。この場合は、ユーザー側で受電設備に周波数変換設備を設けることがある。たとえばJR東海の東海道新幹線は、富士川以東では浜松町・綱島・西相模・沼津の4箇所にある周波数変換変電所で東京電力から受電後50Hzから60Hzへの変換を行っている(新富士駅から東京駅までの各駅舎は50Hzのまま)。
各電力会社間では電気の相互融通を行っているが、異なる周波数の電力会社間での相互融通のために、50Hzと60Hzの周波数変換を行う周波数変換所が設けられている。電力会社間の相互融通のための周波数変換所としては電源開発の佐久間周波数変換所、東京電力の新信濃変電所、中部電力の東清水変電所[4]の3箇所がある。融通可能な電力は佐久間変電所は最高30万kW、新信濃変電所60万kW、東清水変電所10万kW。東側が154kV、西側が275kVで連系される。現在、日本において周波数変換が出来る変電所は、上記3変電所のため、サイクル間で融通できる最大電力は100万Kwである。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%95%86%E7%94%A8%E9%9B%BB%E6%BA%90%E5%91%A8%E6%B3%A2%E6%95%B0

  • 回答者:匿名 (質問から15分後)
  • 3
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

両方で どれくらいの発電能力があるのか判りませんが、早く助けてあげたいですね!!
病院も 電車も 皆停電対象になるらしいですから、大変です!

補足 ありがとうございました!
最大で 100万では、少なすぎ!!

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上記回答に、僭越ながら補足させていただきます。

関西電力の2発電所以外にも、電源開発の新豊根・佐久間・佐久間第二・秋葉第一~第三発電所は50/60Hzのどちらでも発電できます。また、そのような発電所は、建設段階で50/60Hzのどちら側にも接続できるような系統構成に組み込まれていますので、新たに送電線を引く必要はありません。その代わり、その系統の周波数は50/60Hzのどちらかにしか設定できないので、50Hz系統に接続されている間は、その発電所の発電電力を関西電力や中部電力などの60Hz系統に送電することはできません。
http://www.suiryoku.com/w_system/chuubu/tenryuu/tenryuu.html#AKIHA1

あと、質問主様へ。50/60Hzの周波数変換所は新信濃(600MW)・佐久間(300MW)・東清水(100MW)の3箇所で、北陸電力の南福光連系所は北陸電力-中部電力の連系設備です。50/60Hzの周波数連系とは関係がありませんのでお間違えなきよう。
http://www.toshiba.co.jp/tech/review/2000/03/pdf/04.pdf
(wiki以外のソースページがなかなかみつかりませんでした。pdf注意。8ページ目に記載があります)

  • 回答者:あわ (質問から6日後)
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

変換能力に限界があるからです。

  • 回答者:匿名 (質問から2日後)
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

周波数を50Hz発電所の設定の変更は可能(共用で作っているので、でも同じ電線に流すとは不可能ですから、別に50Hz用の送電線を引かないといけない、でもそのくらいなら火力発電所を1基作るのと同じになる、時間もお金もと言う事になったら、それを擦ることの意味が判らなくなります。

  • 回答者:匿名 (質問から9分後)
  • 2
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

そうなんですか!
やはり、こういう事態にそなえて、50 か 60 に統一しなければならなかったんですね!! 今となっては 不可能ですね・・・・

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