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質問

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むかしの長崎を舞台にしたオススメの小説教えてください。

先日所用で長崎に行き、観光はできなかったのですが
車窓か見える街並みに惹かれました。
この土地でどのようなことが起こり、どのような人々が
暮してきたのか知りたくなりました。

しかしながら歴史の史料は読み解くことができそうにないので
小説で雰囲気を味わいたいと思っています。

小説なので多少歴史に忠実でなくてもかまいません。

また、小説でなくても読み易い紀行文などありましたら教えてください。

  • 質問者:あっぴ
  • 質問日時:2008-09-04 12:35:10
  • 1

『沈黙』 遠藤周作著
遠藤氏がキリシタン作家と言われる原点となった作品。
でも隠れキリシタンを扱った内容なので凄く重た~いです。
重いですが、個人的には是非読んで頂きたい作品です。

『切支丹の里』 遠藤周作著
短編ですので『沈黙』よりは読み易いですし、隠れキリシタンを扱っていても
やや軽めです。

『銃と十字架』 遠藤周作著
織田信長の時代から江戸初期まで実在した日本人宣教師の一生を描いた作品。
長崎に実在したセミナリオに関する資料を元に当時の神学生の生活ぶりが
詳しく書かれています。
また、当時のキリスト教国と植民地の状況が判り易く盛り込まれていますので
歴史好きな方なら満足出来る内容になっています。

『ふぉん・しいほるとの娘』 吉村 昭著
長崎出島にいた医師シーボルトの娘・楠本イネの一生を描いた作品。
後半は宇和島が舞台ですが、前半は長崎が舞台で当時の出島の様子などがよく判る作品です。
(『長崎ぶらぶら節』が重なってしまったので書き換えました)

  • 回答者:葛もち (質問から8時間後)
  • 3
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
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たくさんの作品を紹介していただきありがとうございます。
それぞれの詳細も記していただきとても参考になりました。
遠藤周作の作品は以前から気になっていたので、
これを機に読んでみたいと思います。

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さださんの「解夏」が出てきましたので、
それより少しまえの、50代中盤のさださんが子どもの時に生きていた長崎が
ちりばめられている、
小説「精霊流し」もお薦めします。
ほとんど、彼の実体験に基づいている話みたいですが、
だからこそ 目の前に光景が見えるような感じがします。

「マリア文庫」というところから出ている、
「長崎オラショの旅」という本は、
今ある教会などを巡りながら、
過去の長崎を舞台にしたキリシタン事情がよくわかるので、
「こういうことがった土地なんだ」と理解ができます。
文も平易です。

永井隆先生の名前が出ましたが、
先生の著作を読まれると同時に、
娘さんの筒井茅乃さんが書かれた
「娘よ、ここがナガサキです」もいかがでしょうか。
茅乃さんは今年亡くなられましたが、
原爆で親を失った彼女が、家庭を持って、
自分の経験から自分の子どもに 何を伝えたかったのかが
わかります。

比較的最近出ましたが、
元長崎市長だった 本島等さんの自伝(記者の聞き取りになりますが)
「赦し」は、、、、本島さんが五島出身だったことも含め、
ここ80年ほどの 長崎の変遷が分かると思います。

  • 回答者:ベロニック (質問から7日後)
  • 0
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

たくさんの作品、その詳細とても参考になりました。
書店で探してみたいと思います。
丁寧なご回答ありがとうごさいます。

司馬遼太郎 街道をゆく
http://www.pref.nagasaki.jp/bunka/hyakusen/bungaku/001.html

  • 回答者:が (質問から17時間後)
  • 1
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
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読んでみたいと思います。
参考になりました。ありがとうございます。

小説だと、映画にもなった
『明日―1945年8日8日・長崎』井上光晴

紀行文だと、
『遠藤周作と歩く「長崎巡礼」』遠藤周作

は、いかがでしょう?

  • 回答者:meg (質問から5時間後)
  • 0
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
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遠藤周作の紀行文を読んでみたいと思いました。
ご回答いただきありがとうございます。

長崎出身のさだまさしさんがお書きになった「解夏(げげ)」はいかがでしょうか?

あと、重たいかもしれませんが、
永井 隆先生の「長崎の鐘」もぜひ読んでいただきたい作品です。
やっぱり長崎と原爆は切り離せないので。

  • 回答者:ぺぺ (質問から2時間後)
  • 0
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
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「長崎の鐘」は初めて知りました。
探して見てみたいと思います。
ご回答いただきありがとうございます。

なかにし礼氏の小説『長崎ぶらぶら節』はどうでしょうか。

  • 回答者:mb (質問から14分後)
  • 0
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

吉永小百合主演で映画化されていた作品ですね。
読んでみたいと思います。
ご回答いただきありがとうございます。

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