本来は死亡原因が特定されて、死亡届けを提出して、埋葬許可証を貰って初めて火葬が出来ると言うのが原則なんです。
病院で亡くなった場合は医師の診断書と言うか専門家がこういう理由で亡くなりましたと言う書類を書くので、病死の場合は警察は来ないですよね。
そして家でお亡くなりになった場合、自殺なのか、病死なのか、事故・他殺等死因がはっきりしないケースがある訳です。
先日も大手メーカーで重役さんをしていた84歳の男性がなくなり、それが他殺じゃないかと言う事でニュースになりましたし、東京都内で資産家夫婦がなくなって、どうもこれは他殺じゃないかと疑われて、警察がやってきました。
明らかに他殺とわかるケースでしたら、警察もすぐにぶっ飛んできますが、自殺か他殺かようわからない、とか外傷はなかったけど、他殺かも?と言う事もよくあるようです。
ただし日本の警察も人手不足の傾向にあるし、面倒な事はしたくないから、自殺や病死で片付けてしまえと言う事も少なからずあるんですよ。
そして100%警察が自宅でなくなった場合、出動しなくてはいけないようですが、現実にはそうでもないみたいです。
明らかに病死・事故死で事件性はないと言う場合には警察が出てこない事もありますしね。
実家の隣に住んでいたおばあちゃん、家族が全員留守の時に家で倒れていたのですが、第一発見者は往診に訪れた地元の内科医だったので、その人が救急車を呼び、大学病院に連れて行って、結果的には脳溢血による死亡と言う事がわかったので、警察は来なかったですね。
これが家族が発見したのでしたら、ひょっとして財産狙いの為の殺人事件か?と疑われる事も多々あります。
解剖すればすぐにわかる事なんですけどね。
なので都市伝説ではなく、実際に家で○さんが倒れていたとか倒れていると救急車を呼ぶと、ついでに警察も出てくる可能性は大です。
おじい様がなくなった時に何か持病等ありましたかね、そんな場合は持病のせいだろうと言う事で警察も出てこない事があるようです。
事件性があるのか、ないのかと言うのが最大のポイントです。
老人だと持病のある方も多いのですが、反面資産家だったとか小金持ちの人だと、誰かに恨まれているのかとか、泥棒に入られて鉢合わせになり、泥棒さんに・・・と言うケースもあるので、おひとりで家にいた時間に何かあると警察が出てくる事も多いです。
どこかの元重役さんはマンションを賃貸にして、その収入があって、その収入を銀行さんに預けていたらしいです。
そして銀行さんが、いつもの日(毎月銀行さんが来ていたようです)が元重役さんの家に行ったら、返事もなく、だれも出てこないので不審に思って、あちこち連絡して家のカギを開けたら元重役さんが倒れていた・・・と言う話だったようです。
===補足===
損害保険会社に勤めている友人に聞いた話ですが、交通事故死と判断された場合でも本当はあれ、保険金詐欺だろうと思う物があるんだよねと言っていました。
表向きは交通事故に見せかけているけれど、誰かが故意に・・・でそれがわからず、結果的に単なる交通事故で処理されてしまったケースは多々あります。
だから多額の保険金詐欺だったと言う事が後から発覚して事件になるんですよ。
事故じゃなくても、病死・自殺と判断されたけれど、本当は犯罪によるものだったとい言う事がある訳です。
だから家でなくなった場合には原則警察がぶっ飛んでくると言う事になるのですが、実際は100%ではないですね。
警察が明らかにこれは事件性がないよねと勝手に判断して来ない事もあるようです。
ど素人にはそれがいいんだか悪いんだかわからないんですけど。
家でなくなった場合単なる病死であれば、生命保険に加入していれば、生命保険が出るんですけど、自殺だと出ないとか言うのがあるんですよ(すべての保険商品が自殺で保険金が下りないと言う訳ではないですが)
だから生命保険会社も亡くなった人が保険に加入していると何で亡くなったの?と言う調査を必死でしますよ。
その際に警察がこれは自殺でなく、病死だったよと言う事であれば、すんなり保険金が下りる傾向にありますが、自殺でしたと言う事であれば、ぐちゃぐちゃ調べますね。
保険会社もいい方は悪いですが、なるべく保険金の大盤振る舞いはしたくないとい言う傾向にありますから。(保険会社もご商売ですからね)
正当な理由があれば、保険金を払いますが、疑わしい時には徹底的に調べますから。
だから保険金の不払いで問題になるんです。
その為にもお1人で家で突然死された方の元へ警察がぶっ飛んでくるんです。
ご家族の方におかれましては、どんなケースでも残念な事実には違いないなんですけど、そう言う裏の話もあるので、チェックが厳しい事もあると言う事です。
長くなってしまってスイマセン