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質問

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かぐや姫の物語は知っていますが、かぐやとはどんな意味なのでしょうか。

「赫夜姫」
赫は「光り輝くようにすばらしい」と言う意味で今でも「赫々たる」というように使います。
「夜(のような暗がり)でも光り輝く姫」という意味で三室戸斎部秋田が名づけました。
「迦具夜比売命」は、『古事記』に垂仁天皇妃として出てきます。
第9代開化天皇の孫「大筒木垂根王(おおつつきたりねのみこ)」の娘とされかぐや姫のモデルともされます
「大筒木垂根王」自身も竹取の翁に比肩されます。
『日本書記』には「迦具土神」の名が見えます。
こちらはイザナギ・イザナミの子供で火の神でもあります。
このことから迦具に明かりという意味合いがあるものと思います。

  • 回答者:Sooda! ちゃん (質問から4分後)
  • 2
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

あまりにも早くお返事、御回答いただきありがとうございます。
いつもかぐや姫の曲を聴いていて、急に疑問に思い質問させていただきました。
博識に驚嘆いたしました。 ありがとうございます。

並び替え:

古代人は光り輝く美しいものを好んでいたため
古代の物語に登場する主人公たちにもやはり
「かぐや姫」や「光源氏」など光に関する名前が
つけられいる場合が多い。
光源氏の名は「光」そのものから来ている。
一方、かぐや姫の「かぐや」はわかりづらく名前の由来は
諸説存在するが、
以下の語との関連があるのではないかといわれている。
1)漢語の「赫奕(かくえき)」から出た「かくや」
2)古語で光を意味する「かげ」
3)光り輝くの意の「かがよふ」
4)陽炎(かげろう)の意の「かぎろひ」

(全訳古語辞典より)

  • 回答者:Sooda! ちゃん (質問から6分後)
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参考になり、満足しました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

早速の御回答ありがとうございました。
意味が深く、また古典の文献も参考になります。
かぐや姫の曲を聴くときにまた味わって聴けます。

ちょっと、辞書で調べて見ました。
こんなことが書いてありました。

古く清音だった「かかやく(輝)」に関係させて「かくやひめ」とする説もあるが、「かぐや」の「かぐ」は「かがよう」「かぐつち」などの「かが」「かぐ」と同根で、光輝を意味するものと考えられる上、「古事記」の「迦具夜比売」との関連からみても「かぐや」が妥当かと思われる。

難しいですね。

  • 回答者:お助けマン (質問から4分後)
  • 0
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参考になりました。回答ありがとうございました。

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