若い頃、オートバイで九州をツーリングしたとき、長崎も行きました。
1日の予定でしたが、面白すぎて3日間に延長したほどです。
何処も興味をそそる所ばかりです。
「元祖カステラの店」と「本家カステラの店」と「カステラ伝来の店」がありました。
オランダ坂付近を散歩すると、なにげに「ハンドボール発祥の地」という超目立たない碑があったり、日本で始めての女学校だか、医学校だか、そんなのもありましたね。
「日本で始めて○○した場所」というような看板を幾つも発見しました。
長崎を観光するというのは、「歴史を旅する」という感じです。
歴史の感じない札幌で育った僕にとって新鮮な驚きが沢山ありました。
僕的には原爆資料館が一番ウルウルでした。
高台に原爆資料館があって、見学したあとオートバイに乗って街の方に向かうと、
長崎の街がだんだん見えてくるんですね。
「あー、今の長崎は平和で良かったな」などと思ったら、ヘルメットの中で涙が出てきてしまって、手で拭おうと思ってもフルフェースのヘルメットだから涙が拭えないんですね。
目が潤んで前がよく見えなかったけど、泣きながら走ってました。