私は、風俗店の(ソープランド)の関係者と知り合いです。この問題についてもいろいろ話は聞きます。しかも、生い立ち等かなり立ち入った話を聞きますので、詳細は割愛します。
売春に走る理由について、「愛情に飢えている」等の指摘は、研究者・評論家の机上の理論のような気がします。聞く限りにおいて、愛情に飢えているような事例は、どちらかといえば、ごく少数派だったのだが・・・・。
そういえば、私の人生経験上、少年犯罪でも同じで、問題を起すこと自体が楽しいから問題を起している子も多いのが事実です。実際、愛情に飢えた不幸な境遇に育った人が全員援助交際だの、少年犯罪だのに手を染めているわけではありません。私が卒業した中学校は。卒業式ともなれば、窓ガラスが割られ、スプレーであちこち落書きされ、教職員の車が壊されるような学校だったけど、これらに加担した生徒全員が愛情に飢えていた(又は過保護に育てられた)のが原因だったとは、現在でも思いません。
しかも、意外なのは、授業レベルが低かったにもかかわらず、学力が平均よりも高かった。卒業生をみると、大学受験では、東大、京大、東工大、阪大、早稲田、慶応、上智などにも合格者が出ていた。中堅国立や関関同立、MARCHなども含めるとさらに増える。まさか開成中などとは比べ物にはならないにせよ、公立学校としては、学力は中よりもやや上でした。
現実社会は評論家がいうほど単純じゃありません。「事実は小説より奇なり」。荒れているわりに進学実績が高く、安定した職業に就く人が多い公立中学校も存在します。荒れてなくとも教育困難校で、卒業生が社会に出てからフリーターやニートだらけという学校もあります。
援助交際についても本当の原因は今ひとつ解ってないのが実態だと考えています。とにかく先入観を持たずに考えてください。