程度問題では無いでしょうか。どんな理由があっても、殴り殺してしまったら、その時点で許されないでしょう。だからといって、助かれば良いという訳でもありません。では、子供のしつけで叩くのはどうか。最近では、マスコミまでが騒ぐ様になって居ますが、口で言って聞かなければ、痛みをもって覚えなければならない事も、私はあると思うのです。しつけがその一つですが、それをしない為に、人に叩かれる事、殴られる事が、どれだけ、身体的、精神的痛みを伴うかを理解出来ない子供や、大人が育ってしまうのだと思っています。残念ながら、しつけと称し、虐待を繰り返す親御さんが居るのも確かです。その為に、人を叩く行為がすなわち暴力と結びつけられてしまっているのも、残念ではありますが、事実です。
人それぞれ、感じる事は違います。同じ暴力を受けても、それを暴力ととるか、取らないかも、人それぞれの基準です。でも、私は少なくとも、心底、その人(子)を思うからこそ出た暴力は、また、違うと思っていますので、許されるべきだと思います。
ここで言う愛は、現在騒がれている様な、ストーカー的な自己中心的愛の事では決してありませんので、「こんなに愛しているのに!」と言って殴るのは、許されざる暴力です!