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「もったいない」という言葉は外国語に正確に訳せないそうですが、逆に日本語に訳せない外国語ってありますか?
日本にない概念、言葉を教えてください。
そしてその意味も教えてください。

  • 質問者:匿名希望
  • 質問日時:2008-11-26 22:19:42
  • 0

回答してくれたみんなへのお礼

面白い回答ありがとうございました。
とても参考になりました。

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英語圏とくにアメリカ英語圏での議論、会議等でwin&winという表現をよく使います。最近日本の報道等でもみかける表現と思います。両方勝者、双方の言い分が通ったというような意味合いにおいて使われますが、日本・日本語だと妥協とか折衷となるような気がします……。しかし、おそらく彼らからみると妥協・折衷という意味合いではないと感じます。
日本式?の妥協の産物、足して2で割るという思考もあまりないですし、むしろそれは敗北に近い感じ方をするようです。うまく表現できないのですが、議論において双方1~10まで主張があって、こちらは1・3・5・7・9を通して、相手は2・4・6・8・10を通すというような方向性を感じます。例えば、日本だとお互いの1と1、2と2…についてそれぞれ少しずつ取って、足して2で割った1とか2とかなるような方向性が認められますが、その辺は文化性の違いか彼らとの議論ではあまり経験しません。
最近、日本の議論、会議等でwin&winを目指して…というような表現がされるとき、かなり違和感というか抵抗感を感じます。

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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

キリスト教圏で使われる「愛」です。英語だとlove。
こういう「愛」は日本にはない概念で、特に「I Love You」の翻訳が難しいです。
「好き」「いとおしい」だけではない意味が含まれているからです。

明治期に活躍した二葉亭四迷という文学者はロシア文学の翻訳も多く手がけました。
その中でロシア語の「I Love You」を「死んでもいいわ」と訳したのが、今に伝わる
「I Love You」の名訳の一つです。
今の英語の映画を見ても「I Love You」が「愛している」という直球の意味で
使われていることは、意外に少ないです。
シーンに合わせて適切に訳そうと思うと、「愛している」という直訳じゃ、
意味が伝わらないことが多いです。
「わかってるよ」「ごめんね」「信頼してる」「じゃあね」・・・そんなふうに訳した方がいい
「I Love You」が実に多いです。
例えば、ある映画で、混乱して意味不明のことを言う恋人に「I Love You」という
言葉を残してがっかりした彼女が去っていくシーンがありました。
この映画の字幕では「愛してるわ」になっていましたが、日本語で考えると、かなり不自然な
言動ですよね。この場合の「I Love You」は「ごめんなさい」と「でも見捨てない」という
意味が一緒になってる「I Love You」で、「愛している」だけでは「誤訳」になります。

  • 回答者:真央 (質問から7日後)
  • 0
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

シビアという言葉は、日本語に的確には訳せない言葉のように思います。

もともと日本人はシビアでないからかも....

  • 回答者:厳しい! (質問から7日後)
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参考になりました。回答ありがとうございました。

中国語で日常的によく使う言葉をご紹介します。

了解、知道、理解、懂、明白、体会

大雑把に言うと、これら全てが日本語の「わかる」に当たります。
文脈や内容によって訳し方もいろいろですが、この違いを出すのによく頭を悩ませます。中国人はこんなにたくさんの「わかる」を使い分けているんです。

最近よく見かけるのが「互動」です。
例えば、「互動画面」、「互動雑誌」などと使います。読んで字の如く、互いに動く、動かす、つまり読者参加型の雑誌だったり、クリックして動く画像だったり、国と国との関係だったりします。
使用範囲が非常に広く、内容を確認しないと訳せないので要注意の単語ですね。ぴったり当てはまる日本語一つは見つかりません。

形容表現も難しいものが多いです。
「風華」はすばらしい、優美、才能豊かなどの意味を含みますが、ぴったりくる日本語がありません。

思いついたものを並べてみました。
参考になれば幸いです。

  • 回答者:風騒 (質問から6日後)
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

ギリシャ語の「idea」
元々、プラトン哲学からの概念で、神の中に宿る観念や理念へと変化していきました。
日本語に出来ないので辞書もこんな説明です。
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%82%A4%E3%83%87%E3%82%A2&dtype=0&dname=0na&stype=0&pagenum=1&index=01265901079500

  • 回答者:ソクラテス (質問から3日後)
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

たとえば「マンション」のように同じ言い方なのに、日本と外国では示す内容が異なっている言葉は、「日本語に訳せない外国語」と言えるかもしれません。

柳父章『翻訳語成立事情』岩波新書

三省堂より出ている『一語の事典』シリーズ
http://www.sanseido-publ.co.jp/publ/itigo/itigo_all.html

などご覧になるとよいのではないでしょうか。

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参考になりました。回答ありがとうございました。

例えば「ボランティア」。
日本語にすれば、有志、有志による非営利事業とかになるんでしょうが、ピタッと訳せないらしいです。この概念がないとは思わないですけどね。

「アイデンティティー」。
これも「自己同一性」とかになるんですが、日本語にしちゃうと使いにくいですよね。この概念は少ないかも。

とか思いつきました。

  • 回答者:匿名希望 (質問から47分後)
  • 1
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参考になりました。回答ありがとうございました。

シガッレットって言う言い方は今しないですが、これも元は外国語がそのまま日本語になっちゃった口ですよね
いわいるタバコですけど・・・・・
ちょっと勘違いになるかもしれません、スイマセン

  • 回答者:匿名希望 (質問から4分後)
  • 0
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参考になりました。回答ありがとうございました。

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