よほどの資格取得者や実技の持ち主でない限り、在職中に転職活動をするべきだと思います。10年以上前は、「明日にでも入社可能」という人を求める企業が多かったので、離職後に求職活動をするのが良かったのですが、今は在職中のほうが良いと思います。
ハローワークでは、離職後の1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月で、就職率がガクンと落ちると聞きました。今は、若くても雇用が不安定で、何が“売り”になるのかは 職場によって異なります。
しかも、今の企業は、在職中または退職したばかりの人が求職活動をすると、仕事に対してヤル気がある、と考えることもあります。在職中であることを隠さずにいれば、面接の日時も都合を聞いてもらえたり、退職までの日数を目安に 入社を待ってくれることもあります。
私の元 同僚に、在職中の転職活動は難しいと言って、数ヶ月は暮らせるだけの金銭的な余裕を持って退職した人は多いです。しかし、20代で好感度の高いしっかり者でも、希望の仕事は見つからず、金銭面などの不安を抱え、焦り、結局は妥協せざるを得ませんでした。
転職活動は、新聞や雑誌での求人広告を見るのも良いのですが、応募申し込みや詳細確認などの電話が必要だったりして、仕事で拘束される時間が長いと大変です。
ネットで検索すると、求人サイトが多く見つかりますので、時間をかけて、気に入ったサイトをいくつか見つけてください。自分のプロフィールや希望職種などの条件を登録しておき、企業が興味を持った場合に、サイトからメール連絡をもらえるシステムを採用しているサイトがお勧めです。
もし、声を掛けてきた企業を気に入らなければ 断わることも可能ですし、気になるときは 面接の約束をすることも可能です。登録~就職までの流れは、各サイトによって異なりますから、サイトの利用方法については、忙しさにかまけずに、時間を割くしかありません。