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質問

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準備して相手を待つことを、手ぐすね引くと言いますが手ぐすねとはどんな意味から出てきた言葉ですか。

弓道をやっている人にはお馴染みなのですが、引いている時に弓を持った手が滑らないようにヤニのような手薬煉というものをつけていたそうです。
現代弓道では使いませんが、弓具屋さんに行けば代用品が売っています。(ホコリかぶってますが)

どちらかというと、暗殺道具としての弓から来た言葉になりますが(殺害対象が通りかかるのをずっと待っている)、なんだかんだいっても弓は武器ですから。外したら自分が殺されますし、念には念を入れる必要があります。

  • 回答者:一応、2段 (質問から19分後)
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手薬煉(てぐすね)を引く、とは、元来、弓の手入れを入念に整え、
来るべき戦への備えをしっかりと整える、という意味です。

和弓の弦の、矢をつがえる部分は、ほぐした弦(切れたものから取る)の繊維を巻きつけ
薬煉(くすね)と呼ばれる粘度の高い液体を塗って、
薄く小さい草鞋のような道具でこすり固めて補強してあります。
この手入れ作業を、「薬煉を引く」といいます。

近年は、旧来の麻繊維ではなく化学繊維が主流となっているため、
木工ボンドを薬煉の代わりに使うことが多くなっていますが、
依然として用語自体は「薬煉をひく」です。

  • 回答者:弓道初段 (質問から31分後)
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日本国語大辞典によれば、
「てぐすね引く」とは、

(1)弓手にくすねを塗る。弓返りを防ぐことにより連射を可能にする。また、手につばをつけて両手をすり合わせる。

(2)転じて、十分に準備して機会を待つ。あらかじめ用意して待ち構える。

「手ぐすねひく」とは「手に薬練(くすね)をひく」という意味で、薬練とは松脂を油で煮て、練り混ぜたもの。

粘着力が強く、弓の弦を強くするために塗ったり、あるいは弓の握りがすべらないように弓をもつ手のひらに塗った。

となっております。

  • 回答者:スズメ (質問から26分後)
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準備をして待つ、でも「歓迎する」のようないい意味ではなく、「待ち伏せ」的使い方ですよね。
元々は合戦の時などに弓を引いて待っている時に手が滑らないように使うのが薬煉(くすね)だそうです。
薬煉(くすね)・・・松ヤニを油で煮て練り混ぜたもので、弓の弦などを強くするために塗られる粘着剤である。
語源由来辞典よりhttp://gogen-allguide.com/te/tegusune.html

  • 回答者:引かれたくない (質問から23分後)
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じゅうぶんに用意して機会のくるのを待つありさまをいいます
漢字で書くと「手薬煉引く」です
「薬煉(くす‐ね)」とは松脂(まつ‐やに)と油を交ぜて練り合わせたもので弓の弦の補強剤のことです
昔、武士たちが弓の弦に丹念に手で薬煉を引いて戦いを待ったことから出た言葉です

  • 回答者:匿名希望 (質問から22分後)
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