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質問

終了

光Bフレッツマンションタイプミニ(VDSL方式)を開通しましたが、
理屈が以下3点わかりません。

【質問①】
なぜ、既存の電話回線用メタリックケーブルを利用するのでしょうか?
光ファイバでNTT東日本のフレッツ網から集合型回線終端装置(マンション)まで
つないでいることは理解できるのですが、今度は、集合型回線装置から
家のVDSL宅内装置までは、電話用配線で利用しています。
光ファイバをそのまま伸ばせばよいと思っていますが。。

【質問②】
VDSLは、電話線を利用していますが、電話と共用できるように、
周波数等は違う帯域を利用しているのでしょうか?
ADSLは、電話で利用しない部分の帯域を利用しているため、共存ができていたと
思いますが。。

【質問③】
光ファイバの配線が充実してくれば、値段が下がってきて、ADSLの存在意義(メリット)
というものは残るのでしょうか?

以上です。
よろしくお願いします。

VDSL方式を調べるため、以下のHPを見ています。
http://flets.com/misc/prom_b-mansion.html

  • 質問者:ハテナ?
  • 質問日時:2009-01-27 23:56:21
  • 0

回答してくれたみんなへのお礼

ご回答ありがとうございました。

非常に勉強になりました。
ベスト回答を決めかねていますが、期日までに選ばせていただきます。
皆様の回答は、非常にすばらしく助かります。

質問1について。
単純に工事の難しさや料金が原因です。
まず、既にある建物の中に配線する作業自体が非常に困難です。
電話の配線は、あとから回線を増やす様に作られていません。
場合によっては、壁を壊して配線して、その後壁を元に戻すといった工事が必要になります。
この様な工事は費用が非常に高くなるので、一般的にはやりません。

それから光ファイバーの回線は、高価な上に非常にもろいです。
直角に曲げただけで中のガラスが割れてしまい、使い物にならなくなります。
そのためカーブを曲がるときは、緩やかな円を描いて曲げる必要があります。
(高速道路から降りる時にグルッと回る場所がありますが、あんな感じです。)
高価で壊れやすい回線を長距離にわたって配線するのは、かなり大変な作業です。

こういった理由から、既存の電話回線を利用するマンションが多いです。
また光ファイバー対応のマンションを1から建設する場合、建物内はLANケーブルを使うのが一般的です。


質問2について。
VDSL方式は、基本的にADSL方式と変わりません。
ADSLのように使っていない帯域を使います。
NTTの基地局が回線終端装置のところにある様なものです。
基地局まで非常に短いADSLなので、ノイズの影響も小さく、速いスピードも出ます。
光ファイバーを宅内配線する手間を考えると、VDSLの方がパフォーマンスが良いわけです。


質問3について。
光ファイバーを施設するには、必ず建物の工事が必要です。
たとえ価格が下がったとしても、この工事を面倒に感じる人は大勢います。
対するADSLは建物の工事が不要で気楽に始められます。
こういった事から、ADSLはなくならないと思います。

ただし、ADSLの方が月額料金が高くなれば別です。
料金が逆転すれば、あっさり消えてなくなるでしょう。

この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

並び替え:

1.光用の分波装置ってかなり値が張ります
2.家庭の近くなら多重化していないので帯域云々はさして重要ではありません
3.ADSLはそのうち消えるでしょう

  • 回答者:MrNH (質問から3時間後)
  • 0
この回答の満足度
  
参考になりました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

1について
光の分波装置って何でしょうか???
3について
ADSLがそのうちなくなるという根拠はありますでしょか?

以上です。
再質問で恐縮ですがご回答お願いします。

当方,小さく,古めのマンションですが,NTT東のHyperFamilyを使っています.
当方の契約後,ずっと後になってマンションには電力系のVDSL方式が導入されました.
当方はVDSL方式は契約しておりません.また,VDSL方式での契約数も非常に少ないみたいです(高齢者のみのお宅が多いし,小さなマンションですので).
なので,管理組合等の許諾を得られ,費用負担の増加も受け入れられるのであれば自室まで光ファイバーをひいてくることは可能…という事実はあります.
これを踏まえて回答します.

回答1
宅内工事が実質不要になることが1つです.お手軽ですから.光ファイバーを引き込む際,半日くらいかけていたと思います(最初だったから…というのもあるでしょうけど…調査にも半日くらいかけてましたし).
もう1つはファイバーを通す際の物理的な制約です.自室までファイバーを通す際は,既存の電話用配管を利用すると思うのですが(当方はそうでした),物理的な太さの制限があるため,調査時に「10件くらいしか通せないかもしれない」と言われました.ファイバーのために配管工事をやりなおすなんてことは非現実的と思われますので,契約数が多いと予想される場合はVDSL方式しか選択の余地がありません.古いマンションでは…ですけど.全戸が望むならば同じ環境を提供可能にする…となると,物理的な制限がある方式を選ぶことはできないと思われます.

回答2
xDSL方式は同じような考え方で構いません.

回答3
これはVDSLとは直接関係しない質問ですね.
質問の性質上,推測になってしまいます.
いずれはメリットが無くなり,置き換わっていくかもしれません.現状ではメリットよりもコストアップを容認できない方も多いと思われます.料金が安い間は生き残ると思いますが,光ファイバーが普及し,ADSLの施設維持のほうが余計に費用がかかるようになれば,料金の逆転現象も起こるかもしれません.そこまでいくと最早ADSLのメリットは無くなるのではないですかね.
それがいつの時点か…は当方には分かりません.

この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

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