すべてのカテゴリ » マネー » 資産運用 » 株・為替

質問

終了

株の勉強をしているのですが、PTSとADRがよくわかりません。
解かり易く教えて下さい。

  • 質問者:電池切れ
  • 質問日時:2009-02-02 18:50:36
  • 0

PTSはproprietary trading systemの略で、日本語では私設取引システムと言います。
東証などの証券取引所ではなく、証券会社が独自に用意した取引所(システム)の事です。

例えば、A証券に口座を持つ田中さんと鈴木さん、B証券に口座を持つ山田さんの3人が、1株1万円の株を売買するとします。
田中さんは1株1万円で1株の買い注文を出し、鈴木さんは1株1万円で2株の売り注文を出しました。
すると、A証券に集まった注文はこうなります。
 買い:1万円 1株
 売り:1万円 2株
同じ様に山田さんも1株1万円で1株の買い注文を出しました。
B証券に集まった注文はこうなります。
 買い:1万円 1株
A証券とB証券はこの注文内容を東証に送ります。
東証での注文はこうなります。
 買い:1万円 2株
 売り:1万円 2株
1万円で2株の買い注文と売り注文があるので、全て約定します。
投資家3人は、自分の思った値段で取引できました、
これが普通の株取引の流れです。

同じ取引をPTSで行うとこうなります。
A証券のPTSに集まった注文は、
 買い:1万円 1株
 売り:1万円 2株
となり、B証券のPTSに集まった注文は、
 買い:1万円 1株
となります。
PTSは各証券会社の中だけの注文で取引されます。
取引の結果、A証券のPTSは
 売り:1万円 1株
となり、B証券のPTSは
 買い:1万円 1株
となります。
田中さんは1株約定、鈴木さんは2株のうち1株だけが約定、山田さんは約定無しです。

この様にPTSは証券会社の中だけで閉じているため、出来高が少なく思う様に取引できない事があります。
ただし、多くのPTSは19時頃〜23時頃まで取引できる様になっています。
夜間に取引できるのは、昼間働いている人にとってはメリットです。
また複数の証券会社で作ったPTSもあり、少しでも出来高を増やそうとする動きもあります。


ADRはAmerican Depositary Receiptの略で、米国預託証券と言います。
これはアメリカの投資家が海外の株を購入する時に利用する証券です。
アメリカの投資家が日本に投資する場合、日本円で株を売買して配当金も日本円で受け取ります。
こういった煩わしさをなくすために、ドル建てで取引できる様にした証券です。

日本の企業では、トヨタやみずほFGなどがADRを発行しています。
ADRの株価はこちらで見る事ができます。
http://adr-stock.com/

ADRは日本円に換算すると日本の終値と同値になるのが普通ですが、決算内容によっては大きくかけ離れるときがあります。
次の日の株価予想に使ってみるのも面白いかもしれません。

  • 回答者:充電してね (質問から2時間後)
  • 2
この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

並び替え:

PTS・・・・・・上場株式や債券を公的な証券市場を経由せずに売買する仕組み。取引所の様な、競売方式でなく、取引所の価格を基準として、参加者の相対取引で価格が決まります。

ADR・・・・・・米国預託証券。米の証券市場で外国株式に変わり売買される、代替証券の事です。

  • 回答者:匿名希望 (質問から47分後)
  • 3
この回答の満足度
  
参考になりました。回答ありがとうございました。

【A】DR

米国を意味します。

日本の市場に海外の企業が預託で上場すると・・・【J】DR

この間・・・

この回答の満足度
  
回答ありがとうございました。

一言で言うと

PTS 
私設取引システムで日本ですとSBIが中心となってカブコムなどが参加しています。

ADR
米預託証券のことで、アメリカ市場で日本株の売買を出来るシステムです。

  • 回答者:匿名希望 (質問から31分後)
  • 0
この回答の満足度
  
参考になりました。回答ありがとうございました。

じゃ、簡単に。

■PTSとは、私設取引システムのことです。
       Proprietary Trading System

■ADRとは、米国市場で外国企業が発行する証券のことです。

  • 回答者:もと阪大准教授 (質問から15分後)
  • 0
この回答の満足度
  
参考になりました。回答ありがとうございました。

関連する質問・相談

Sooda!からのお知らせ

一覧を見る