2000年から2003年まで。
年齢にして32歳から35歳までです。
趣味で帆船に乗っています。
30~50人くらい乗れる帆船で、プロのクルーのお手伝いをして舵をとったり帆をあげたりしながら航海しています。
2000年に帆船での大西洋横断レースに参加しました。
それ以前からも帆船での航海にははまっていたのですが、それを機会にたがが外れたようにのめり込んでいきました。
2001年には大西洋横断レースのことを書いた航海記で文学賞をいただきました。
2002年には韓国の帆船レースに参加。
2003年には帆船に乗るためにイギリスとアメリカに行きました。
それ以外にも国内でも沖縄、屋久島、小笠原、伊豆諸島などなど、いろいろなところに帆船ででかけていました。
この期間は仕事の合間に、1年の2~3ヶ月ほどは船の上で暮らしていました。
船で知り合った人たちと陸で遊びにいったりすることも多かったです。
ところが、2003年の暮れに国内での活動の中心だった帆船が資金難のために外国に売却されてしまいました。
船で出会った仲間達と会う機会も減ってしまいました。
今でも帆船には乗り続けていますが、以前ほどの情熱は注げなくなりました。
環境がかわったせいもあるのでしょうが、自分が歳をとってしまったせいもあると思います。