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身近に外国人のいる方、または外国に逗留経験のある方に質問です。
日本人は「火の無いところに煙は立たない」という意識があるのか、噂(良くないもののことが多いですが)がたった場合に当事者が肩身の狭い思いをしたりすることが多いように思います。
これは、例えば訴訟大国と言われるアメリカなどではまた違った反応なのでしょうか?証拠の無い噂が立っても、はっきりクロでなければ特にそれほど気にしないものなのでしょうか?
純粋に疑問を持ったので質問してみました。日本人は農耕民族で「村八分」といった風習(?)が昔からあることにも関係しているのかなぁ、などとも考えています。
考え方の違いについてご存知の方、ご回答よろしくお願いします。

  • 質問者:つかさ
  • 質問日時:2009-02-14 03:00:22
  • 0

回答してくれたみんなへのお礼

皆様いろいろと参考になるご意見をありがとうございました。
アメリカ暮らし?さんのご回答が、各国の考え方と日本の姿勢の違いについて言及しておられたので、ベスト回答とさせていただきました。
総合的に、日本人は周囲と違うことに対して恐怖を抱く、ということと、人間関係が希薄な割りにプライバシーに干渉する、という傾向があるのが分かりました。
もちろん、それとは別に日本人の美徳というものもあるのですが、それはこの質問の趣旨とは違いますので言及しません。
ひとつひとつの意見が大変参考になりました。ご回答くださった皆様、本当にありがとうございました。

都市部と田舎での違いがありますが、アメリカでも中国でも噂はありましたよ。
日本では『人の噂も75日』といいますが、噂の長さは、もしかしたら、日本より長いような気もします。
中国の場合、良い事についても悪い事についても、『あそこのおじいさんのお父さんは○○の○○だったんだ』などという事を言う人が多かったので、かなり長い間引きずるような感じです。
悪い噂の場合、肩身は狭いですし、子孫までもが何かあれば、すぐに犯人扱いされます。

アメリカでは逆に疑いを掛けられた(変な噂をたてられた)として訴える事もあるようですが、日本と同じで、訴えを起こすのはある程度の収入がある人ですので…
訴訟大国といわれるアメリカでも、貧しい人は目の前の仕事をこなさないと生活ができませんので、そんな暇ありません。
そういう人達は性格にもよるでしょうけど、噂が消えるまでじっと待つのは日本と同じだと思います。

でも、アメリカでも中国でも、噂の内容に関係なく、噂よりも今ままでの付き合いや人間性を重視し、表立って強力な味方になってくれる人が居ると言う点では日本とは違うような印象です。
日本よりも正義の味方が多いですよ。

日本だと味方は…同じ様にハブられるのが怖くてなかなか表立って味方になってくれませんよね。アメリカや中国では、ハブられるのが怖いという感覚はあまりないように思います。
噂に付いて自分がどう思うか?ですので、噂を信じなければ、味方になってくれます。そういう意味では、味方が多い分、堂々としているかもしれません。

ハブられるという感覚が『村八分』の風習が残ってると言えるかも知れませんが、基本的に日本人は、違う事に慣れていない人種ですので、他人の目や他人の家が気になり、噂と言う形で自分の普通を確認し安心してます。
普通と違う事をする人が居ないので、味方になる人が居ない。だから肩身が狭いのだと思いますよ。

  • 回答者:アメリカ暮らし? (質問から2時間後)
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参考になります。「噂に対して自分がどう思うか?」を重視して、しっかりと味方をしてくれる人がいるというところは確かに日本とは少し違うようですね。
日本では「同様にハブられるのが怖い」の他にも「臭いものには蓋」というのもあるかもしれません。噂自体を公にしないというか…。
とても勉強になりました。ご回答ありがとうございました。

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ニューヨークに10年住んで、5番街で働き、アメリカ人とのあいだに子供も出産、人種を超えたたくさんの友人をもち、命がけの恋、切ない別れ、、、いろいろなことを経験しました。日本人の考え方は全く独自のもので、広く他人を受け入れない考え方です。
行動そのものに現れて、ガイコク人は顔をあわせれば、知らない人でもニコッとするでしょう。悪く言えば島国根性なので、アメリカ人には考えられないと言っていました。
村八分はありえません。ニューヨークは人種のるつぼであらゆる国の人がいますが、個人のプライバシーにはいちいちとりあわず、エネルギッシュで、それでいて一人一人を広く受け入れてくれますよ。

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日本人の「広く他人を受け入れない考え方」というのが噂や中傷で萎縮してしまう傾向を生み出しているという考えですね。日本人は変にプライバシーに入り込みすぎるのも特徴なのかも知れません。日本は単一民族で農耕文化が長く続いてきたこともそういう考え方の特徴を形作った一因なのかとも思います。もちろん、これからもそれでいいとは思いませんが…。
勉強になりました。ご回答ありがとうございました。

私の場合は、アジアにずんぶん長く暮らしました。
その中で世界各国の方と仕事でもプライベートでもお付き合いしましたが、噂や悪口はどこの国でもありますよ。

根拠のない噂話を広めたり、いじめたり・・・
いじめが日本特有の現象であるかのように、なぜか当の日本人が捉えていますが、そんなことはありません。

私は留学生時代にけっこういじめられましたし、現地の学生同士でもいじめがありました。アメリカに長く暮らした友人たちも大学や会社でいやがらせをされたという話は何度も聞きました。
日本ではごく一部の地域でしかないであろう人種によるいじめが、多民族国家では普通にあります。

でも、対処の仕方が違うかもしれません。
日本だと「いじめに耐えかねて自殺」というあまりにもかわいそうな事件が多々あるようですね。
私の知っている海外の例の多数は、泣き寝入りはあまりしませんね。堂々と主張したり、自分なりに割り切ったり・・・
明らかにその人が悪くても、自分の正当性を主張する人も多かったです。

私もいじめられた時はがまんもしましたが、まわりに言いまくりましたよ。しかし、がまんばかりしてストレスをためている日本人も多かったです。日本人は沈黙する人が少なくないように思います。黙っていたら認めたことになってしまうんですが。

  • 回答者:こりー (質問から17時間後)
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「沈黙」をどう受け取るか、という考え方が異なるのですね。日本人としては周囲でいじめが起きているときの「沈黙」は「否定も肯定もしない」、いじめられているときの「沈黙」は「無言の反抗」。「沈黙していたら認めることになってしまう」という考え方があまりないように思います。
逆に「自己主張すること」への恐怖もあるのでしょうか。小さい頃から自己主張の仕方を教わって、実際に見て学んでいれば、「自殺」という表現方法を取らなくてすむと思うのですが、残念ながら現在はそういった事件が起きてしまっています。
「沈黙は金」「我慢は美徳」というのが通用するときと、そうでないときがあるということをもっと多くの人が知り実践できれば、痛ましい事件も防げるようになるのでしょう。
勉強になりました。ご回答ありがとうございました。

アメリカとドイツに住んだ経験があります。

言われるほど訴訟社会でもありません。
日本ほどプライバシーに突っ込みません。
それであまり人の噂とかもしないので日本のような肩身の狭い
思いをすることもありません。

ただ日本人同士はプライバシーもなにもあったものではありませんが。

  • 回答者:匿名希望 (質問から9時間後)
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日本人はゴシップ好きなのでしょうかね。逆に、諸外国ではプライバシーにも突っ込むくらいになるともう家族ぐるみで付き合って完全に身内扱い、という印象です。そう考えると日本人の他人との精神的・物質的な距離のとり方は特異なのかもしれませんね。
勉強になりました。ご回答ありがとうございました。

アメリカに住んでいましたが、根拠のない噂話や人種で人を見下したりなんていうのはよくあります。村八分とは少々違いますが・・・だからと言って、いちいち裁判沙汰にする人はいませんよ。
しかし、海外に住んで感じたのは、日本人って外国や外人にあこがれるくせに、よく、「日本じゃ考えられない!」とサービスの悪さや店員の態度に怒っているのを目にしました。何でも日本人のものさしで考えてしまうところがとても恥ずかしかったです。
島国根性抜けきらないようですね。
お客様は神様です。の日本人は、無理難題を店員に要求し、怒鳴り散らしてセキュリティに連れて行かれる・・・など。
罵声をはいて、裁判を起こされるケースの方が噂話で大事になるよりはるかに多いですよ。

  • 回答者:Sooda! ちゃん (質問から6時間後)
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「日本じゃ考えられない!」というのは外国ではよくありますが、「だってここ日本じゃないもんね」と納得しちゃう方なんでこれまで特にトラブルはありませんでした^^
「郷に入りては郷に従え」なんて言っちゃってる割には、結構文句つけている日本人は多いようにも感じられます。世代や個々人の考え方にもよるのでしょうが…。
ただ「訴訟」のように「個の意見」と「個の意見」がぶつかり合うこと・ぶつけ合うことの多いように思われる諸外国ではどのような対応になるのかな、という純粋な興味からの質問でした。「ディベート」が日常的な社会というか…どちらかというと日本人は日和見な印象(良くも悪くも)なので。
勉強になりました。ご回答ありがとうございました。

身近に日系ブラジル人がいますょ。
出稼ぎで日本に来ています。
産まれも育ちもブラジルなのでブラジル中心の考え方をしています。
日本の習慣や食事に対する考え方もブラジルからの視点で見ているようです。
まず宗教の違いを一番に感じます。
日本は無宗教か仏教ですが、
彼らはキリスト教を信じている人が多い気がします。
人との接し方も違いを感じます。
日本にいるからなのか知りませんが、
仲間同士での付き合いを重視しているようです。
仲間の間では助け合いの精神があるようです。
日本人って人間関係は希薄ですよね。
いろいろな違いを感じます。
市町村のコミュニティセンターなどで外国人との交流をしているところもありますょ。
覘いてみるといいと思います。

  • 回答者:三毛猫 (質問から5時間後)
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昔の日本人の人間関係は結構親密なものがあったとは思うのですが…確かに宗教観の違いというのは大きくありそうですね。「絶対的に信じられるものがある」というキリスト教や他の宗教の敬虔な宗徒の方は、変な噂などに対しても「神に恥じることをしていない」という自信がある分強くいられる気がします。日本人にとって「自分自身にとって恥じることをしていない」に置き換わるものだと思いますが、「自分自身」が揺らぎやすい印象がありますね。
勉強になりました。ご回答ありがとうございました。

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