お芝居やコンサートの裏方、照明の技術者をやっています。
照明のデザインをしたり、本番中の操作を行ったり、照明器具の施工などをやっています。
はっきり言って、拘束時間は長いは、ギャラは安いは、神経は使うはで人様にはオススメできる仕事ではありませんが、個人的にはまあ満足しています。
面白い仕事だと思います。
仕事の関係でいろんな人と出会えますしいろいろな舞台も見ることができます。
自分があまり興味のない分野のものでも、実際に見て見ると意外と面白かったり新たな発見があったりするので、舞台が好きな人間にはたまりません。
また、自分が本番の操作やデザインなど、深く関わった作品のできがいいと、やりがいや充実感を感じます。
しばらく仕事をしていない時などはやはりなんとなく落ち着きませんね。
本番で操作をする緊張感やよい本番が出来た時の開放感や充実感は他では得られるものではないので、他にいろいろマイナスの要素はあるのですが、今の仕事を離れることができません。
===補足===
ちなみに、最初からそういうのを職業にするつもりはありませんでした。
そういうものが職業として存在することも知りませんでした。
大学の頃にアルバイトで業界に片足を突っ込んで、なんとなく生活費が稼げるようになってしまったのでそのまま続けている、という感じです。
仕事の内容も、現場で怒られながら少しずつ技術を身につけて今に至っている感じですね。