ここ約100年の日本における津波被害の大きなものは
発生年 地震名 規模(M) 死者・行方不明者
1896. 6.15(明治29年) 明治三陸地震津波 8.5 21,259
1933. 3. 3(昭和8年) 昭和三陸地震津波 8.1 3,064
1944.12. 7(昭和19年) 東南海地震 7.9 1,223
1946.12.21(昭和21年) 南海地震 8.0 1,443
1960. 5.23(昭和35年) チリ地震津波 8.5 142
1983. 5.26(昭和58年) 日本海中部地震 7.7 104
1993. 7.12(平成5年) 北海道南西沖地震 7.8 230
1896年や1933年の三陸地震津波のように地震の揺れによる被害は少なかったものの、大きな津波被害を発生させる地震もありました。
1960年のチリ地震津波のように、チリ沖で発生した地震による津波が、20数時間をかけて太平洋を渡り日本の沿岸に到達した例も実際にあります。
また、記憶に新しいところでは2004年に起きたスマトラ沖地震の津波は2~10mの高さで、22万人の死者、7万7千人の行方不明者の甚大な被害がありました。
決して侮ってはいけないことなのです。