国民総背番号制だと、その人の全収入が明らかになる。って本当ですか？なぜですか？|質問・相談が会員登録不要のQ&AサイトSooda!(ソーダ)

悪用すればですね。

総背番号制をする目的はいろいろありますが、現在その必要性が
求められているのは、収入の把握が上げられます。

税金を徴収したり、逆に控除や給付金を付与、
健康保険料の確定などの場合、その都度それぞれの組織が給与を調べたり
申告してもらわなければならず、非常に効率がわるいということがあります。

プライバシー保護の観点から、収入の情報を公的機関同士とはいえ
現状では伝えるのはできなくなっています。

しかし、それだと何かの政策をおこなうときにとてもコストが掛ってしまうので、
必要な機関で情報を共有することが検討されています。

その場合、コンピュータ上で管理することになるので、必然的に納税者全員に
番号をつける必要ができ、結果的に総背番号制になります。

そして、その番号は納税者番号など独自の番号を作ることも考えられていますが、
いくつも国民が番号を把握しなければならない煩雑さから、
住基ネットの番号を割り当てることも検討されています。

そうなった場合、住民票と収入の情報が番号によって結び付けられるように
なりますし、他の情報も利便性から結び付けられていくかもしれません。

そうなると、給与情報が引き出せるコンピュータにアクセスできて権限がある人は、
住所など他の情報から検索や抜き出しをして、任意の人物の給与一覧を作ることが
出来るようになります。

例えば何県何市何町の給与一覧などを作るのが一瞬で出来るようになります。

その人が悪意をもって、リストを外に出したりすると、ご近所で一番の収入が高い
お金持ちと一番収入の低いビンボーな人がさらされることになってしまいます。

回答者：匿名 (質問から3時間後)
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