僧職高位にある方に伺いたい。仏法での存在論に拠らない「無」と経典での「空」についての関係をご教示願う。なお、知識無き素人...|質問・相談が会員登録不要のQ&AサイトSooda!(ソーダ)

最初に、私は僧職高位に非ず、田舎の愚僧であることをお断りいたします。
どの程度のレベルでの回答をしたらよろしいのかわかりませんし、長文を書くわけにもいきませんので、私なりの愚説ではありますが、参考になれば幸いです。

三法印の一つに「諸法無我」がございます。これは、諸法（もの）が非実体（無は非ずで我は実体）即ち『すべての存在は非実体（存在無ではないのです）』と言うように言い換えることができます。
実体とは、１それ自体での存在２それ自体変わることのない本性・本質３永遠の存在、という性質をもっていますが、おわかりのように先の実体の条件を満たすものはこの世にありますでしょうか。
ないからこそ、それを悟ったゴータマ・ブッタは弟子のシャーリーブトラに以下に諭したのです。
般若心経にある、質問者様もご存知の言葉です。長いのでその一節です。
『色不異空　空不異色　色即是空　空即是色・・・・・・』です。
意味はお解りいただけると存じます。

合掌。

追記　どうか「縁起」を大切になさってください。

回答者：修行僧 (質問から5日後)
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

回答並びに心遣いに感謝いたす。先を急ぐ旅故にて、これにて失礼。

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