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質問

終了

安愚楽牧場に管財人が入り、民事更生から破産の手続きになったそうです。
それでも被害者に戻って来るお金は少ないものと思います。

(質問)弁護団は詐欺で争うようですが、弁護団に費用を払って依頼しているとお金は多く返って来ると思いますか?払った費用は赤字になりますか?またその根拠は?

  • 質問者:適当回答は低評価です
  • 質問日時:2011-11-14 05:27:37
  • 0

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1 賠償金の額は増えると思います。
2 不明。
3-1 弁護士に委託せず個人で訴える場合、勝訴の見込みが立ちません。
3-2 賠償金の見込み額と委託料の双方が不明だからです。

  • 回答者:216 (質問から2時間後)
  • 0
この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

破産→
会社財産を換金し、従業員給料債務を払い、買掛金を払い、銀行の借金を払い、残りが一般投資家に払い戻されます。大抵の場合は買掛金すら満足に支払う事ができません。

詐欺で争う →
経営陣に損失補填を求める事ですので、経営陣の個人資産に依存します。勝訴した場合の弁護費用は基本的に経営陣側が負担する事になりますが、敗訴の場合は訴えた側です。
勝訴の場合でも得られた賠償額から弁護費用分を差し引くので、その分少なくなります。
なお、大抵はそのまま弁護士にサービサーをやってもらう事になりますので、代行費用が3割~5割は発生します。回収はサービサー法に基づいて行うものなので、貴方が個人的に回収に向かう事はできません。
(つまり、勝訴したとしても○○円受け取る【権利】が得られるだけで、実際にお金を貰う為には権利行使をしなくてはいけない。その権利行使については個人でやるのが殆ど不可能)

景気世情が悪ければ投げ売りになるので(もともと必要に迫られて換金する案件では足元見られるのが当たり前)最終回収額(貴方への支払い金額)はゼロになる可能性も高いです。
最悪の場合は、 経営陣の持っている資産の換金額 < 裁判、回収に掛かった費用 となり、
貴方の持ち出し(弁護費用の持ち出し)が発生します。


あぐらについて
私の記念すべきsooda初カキコは4年位前に「あぐらって投資としてどうよ」という質問に対してでした。
肉牛の卸売価格や黒毛和牛仔牛価格、基本的な飼料価格はWeb上である程度検索できたので、わかる範囲で「ダメ」って回答しました。質問者さんの意に反する回答だったようで最後まで(私だけ)採点してもらえませんでした。

===補足===
嘘は書かない、経験則に則って回答する(知らない事には回答しない)事を信条としていますが、それだけだとツマラナイので余計な一文を入れるようにしています。やつあたりじゃないですよw

経験則で書いている以上、裁判で勝っても経営者側が簡単に(自主的に)賠償金を支払うなんて、そんな理想条件は考えていません。もめた挙句サービサーに回り、折角の資産を数割減価した形で換金する。そんな現実を想定しています。

もちろん、旧経営陣が不作為を認め、自主的能動的に損失補てんに応じてくれる可能性も、、ゼロではないですけどね。

実はあぐら投資は8年前にやった事があります。当時は米国BSE問題が燻っていたので当面は国産牛安泰かなという見通しでやってましたが、あとで見直してちょっと失敗したと感じました。イベントオフセットであの程度のゲインなら、通常に戻った時にヤバイのでは?と感じた次第です。

  • 回答者:とくめい (質問から14時間後)
  • 0
この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

回答ありがとうございます。
その質問をしたのは私ではありませんが、あぐらについて以降を読んだら、
評価をされなかった理由が分かる気がしました。
せっかく良い回答をして下さったのに八つ当たりと思われるようなのはだめですよ。

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