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本質的な考え方、本質を見抜く力や、抽象的な概念の理解にたけた人がいますが、どのようにすればできるようになりますか。
本質に迫るのには、地頭、IQなどにより先天的なこともあるかと思いますが、後天的に訓練するとしたらどのような方法があるのでしょうか?
私は後天的に身につけるほうですが、訓練をしたいので教えてください。どのような方面の本を読むとか、日頃からこのような考え方で物事を見る習慣をつけるとか、訓練する方法はありますか?

===補足===
貴重なアドバイスの数々、たいへんありがたく拝読させていただき、
参考にさせていただいております。
もし、おすすめの本等ありましたらタイトルや著者名を教えていただけるとありがたいです。
(このような書き方をすると本に限定されてしまいそうですが、ご回答は本にかぎらずフリーフォーマット(何でも)でご意見お願いいたします。)

ご回答をいただいている皆さま、まことにありがとうございます!

  • 質問者:匿名希望
  • 質問日時:2009-01-27 22:58:33
  • 1

まず、物事の本質を捉えたり、抽象化したりする能力は、先天的に持っているということは、あまりないと思います。発達心理学などの本を読めば分かるのでしょうが(私は詳しいことは知りませんが)、成長していく過程で身に着ける(=後天的な能力)ものだと思います。

以下、私なりの方法です。

・物事を多面的に捉える。自分の考え(主観)、自分と異なる考え、客観的に観た場合の考え、などさまざまな視点で考えるようにします。自分の意見と、対立する意見、という二元論でもありません(YesかNoしかなさそうに見える論点も、第三の考え方がないかできるだけ探そうとします。)

・情報源は複数持つ。一番信頼できるのは、自分が直接知覚したことですが、世の中すべてのことを直接見聞きできるわけはありません。なので、マスコミなど報道に頼らざるを得ない場合が多いですが、マスコミも必ずしも不偏不党、すべてを正確に伝えているとは限りません。複数のメディア、信頼の置ける書籍(一般的な本や、辞典、六法全書など)、必要に応じて専門家(医師、弁護士など)にアドバイスを求めます。

・後は、結論を急ぐ必要がないなら、時間を置いて再考するのも手だと思います。時間がたてば、より多くの情報や考えに触れることができるだろうし、冷静になって考えることもできると思います。ただし、その場の判断が必要な場合は別(会議などで発言を求められたりしたら、その場で妥当な受け答えをしなければなりません。そこは日ごろの訓練でしょうね)。

なお、私は、物事を考えるため「だけ」の本(いわゆる能力開発などのハウツー本)のたぐいは一切読みません。考え方の方法論は、人それぞれだと思うので、ハウツー本で得た方法論がすべての人に当てはまると思っていないので(人によっては参考になるかも知れませんが)。

読んでためになる本は、法律、歴史、科学、政治、経済など、それぞれの分野で定番と言われる本を地道に読むのが手っ取り早いと思います。

  • 回答者:回答者 (質問から20分後)
  • 1
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

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あくまでも私の場合で、ほかの方に合うかどうかはわかりません。
私自身の訓練の一つです。

人間観察をしながら「人の行動を予測をする」ことです。
例えば、ハチ公前でなにげなく周りの人を観察します。
 待ち人は男か女か? 
 待ち人はどちらの方角から来るか?
 何分後くらいに待ち人は来るだろうか?
 イライラするとタバコをすう人かどうか?
など勝手に結果の出やすい予測をたてます。
結果に対して「なぜ、そう思ったか」自分の思考プロセスを分解し、反省し、また予測をします。これを繰り返します。この繰り返しは自然に体に身に付きます。奥行きも深まっていきます。雑踏の中でも冷静に自問自答できる集中力もつきます。

自分が本質をみぬくことができているなどとは思っていませんし、もちろん本を読んで学ぶこともたくさんありますが、私にとっては人間を観察することによって本質を見抜こうとする力が養われる部分が多いようです。

肝心なことは
『深層心理を探ろうとする意識を明確に持って人間を観察する』
という事です。

懸命な質問者には既に実行している事かもしれません。
差し出がましいようでしたらお詫びします。

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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

むずかしい言葉を並べるのは苦手なので、
間違っていたらごめんなさい。

人間は人間である以上、欲があります。

行動や言動や結果には何らかの意図があります。

その由来を自問自答する事で自分の欲と照らし合わせる事ができる事があります。

その結果、自分の中の仮説で結論を見出す行為が
結果として本質を見抜く事につながるのではないでしょうか。

  • 回答者:すみません (質問から25分後)
  • 1
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

どのように活かしていきたいかというのが見えるともう少し回答しやすくなるかと思います。

テーラワーダ仏教の長老スマナサーラ師の書かれているサンガ新書などは、仏教という一つの立場ではありますが、非常に本質的な話を分かりやすく書いている本だと思いました。
http://www.samgha.co.jp/
仏の教えは、誰でも後天的に身につけるものだというスタンスですから、この点でも匿名希望さんのリクエストに応えている部分はあるかもしれません。

もう少しビジネスものに寄った形だと、まずすごいなぁと思う著者を一人見つけてその人の本を読み込むことでしょうか。モノマネではないですが、なにかニュースや話題を見た時に、その人ならこういうだろうと予想できるまでに読み込むと、一つの考え方を身につけたと言えるのではないでしょうか。
それがひとつ、ふたつと増やしていくのが訓練と言えるかもしれません。

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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

簡単に言うと、頭の中で箱に入れる感覚です。
見た目で、好みがどうかだいたいの箱に入れる
話の内容で、人格的に分類して入れる
相手が何を望むか思うかを自分に置き換えて考える事
自分と何が違うかを見極める
好みや人格でその本質が違ってみえます。
数学など答えが1つのものの本質は、意外と消去法で簡単でしょう。
人間の本質は経験とインスピレーションだと思います。

  • 回答者:ささら (質問から13分後)
  • 0
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

本質的な考え方、本質を見抜く力をつけるには、
納得するまで質問することです。よく「なぜなぜ」を繰り返せと会社で指示されるのは、
表面的なことだけに目を向けるのではなくて、背景を理解して、本当の解決策を
導く出すことを業務として求められています。

私の職種は、研究・開発になりますが、新規性の高いシステムを導入するときの
仕様レビュー(システムの基本部分の検討)は徹底的に話し合います。

本は、「地頭力」をよんだことがありますが、大枠を捉えて考える方法は身につきます。
当然、職場での課題の本質を見抜く上で参考になるアプローチ方法です。

以上です。
ご参考になれば幸いです。

  • 回答者:総務課 (質問から8分後)
  • 0
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

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