たしかにもうすでに加工され食膳に上ったものを意思に逆らって無理して食べても、それが北朝鮮やアフリカの飢餓難民に届くわけではなく、所詮は代償行為に過ぎない、言っても意味がないという気持ちも分かります
また、怒られたから嫌いなものを好きになったという話しも聞いたことがありません
自分の場合親の年代からよく好き嫌いを言ったり残そうとすると戦時中の食糧難を引き合いに出し説教されて育ちました
また、お米を粗末にすると目が潰れる、とも言われて育ちました
給食でまで残すと怒られ食べるまで勘弁してくれなかった苦い記憶もあります
自分の経験から、どうしても生理的に受け付けないものはそれはそれで仕方ないのだと思います
子供にとって実際身近に食糧で困っている人が居なければ言われてもしっくりこないかもしれません
しかし今や日本も飢餓は遠い対岸の火事のような話しでなくなってきています。現に北九州で就労困難なのに生活保護を打ち切られ、「せめておにぎりが食べたい」というダイイングメッセージを残して他界した人が居ます
明日はわが身 明日自分と身近な人が飢餓難民になっておかしくない時代です
もう自分らの少年時代のようないい時代ではなくなっています
反発されようが、その辺話して肝に銘じてもらった方がいいでしょう
ただそれを言って子を叱るのは生理的な問題でなく、嫌いでないのに遊びたいから、とか、先におやつを食べ過ぎたからという場合に言うべきことだと思います