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偏差値の説明宜しくお願い致します。
検索して読みましたが理解しにくいので判りやすくお願いします

  • 質問者:匿名希望
  • 質問日時:2009-03-07 08:21:07
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おおざっぱな説明の方がいいですよね?

たとえばテストの点が80点だったとします。いい点数に思えますが、他の人がみんな100点だったとしたら、悪い方だったということになりますよね。点数だけでは成績がよいかどうかわかりません。
どうすればいいのか、最初に思いつくのは、平均点との差を使うことです。他の人がみんな100点だったら、平均点はほぼ100点になるはずなので、80点だったら平均点との差は-20点なので、成績は悪かったと判断できます。

でも、平均点との差が-20点にしても、自分だけ-20のときと、他にも成績が悪い人がいる中での-20点では全然意味が違います。
これをうまく判断するための指標が偏差値なのです。
得点のばらつきを考えた上で、平均点との差はどのくらいかをうまく判断できるのが偏差値です。

自分だけ平均から-20点だったときは、偏差値は低くなります。自分だけ落ちこぼれなわけですから。
0点から100点までいろんな人がいる場合は、-20でもそんなに下の方ではないので、偏差値はさほど低くなりません。
これが、偏差値です。

  • 回答者:材木 (質問から20時間後)
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計算式はおいときまして、偏差値とは何かということをお答えします。

同じテストをしたとします。1回目は50点をとりました。2回目は70点でした。
この場合、2回目のほうが成績がよくなっています。
ところが、1回目の平均が40点、2回目の平均が80点だった場合、全体の成績の伸びよりかは自分の成績が悪くなっているのが分かると思います。

このように、自分ひとりの成績ではなく、周りの人と比較するために生まれたのが偏差値です。偏差値は、平均点を50として、50より高ければ、周りの人たちよりかは成績がよく、、低いと成績が悪いことを表します。

最初の例では、1回目は平均点以上とっているので偏差値は50以上ですが、2回目は平均点以下なので偏差値は50以下になります。
自分の成績は上がっているのに、周りはそれ以上に成績が上がっているので、こういう結果になります。
さしずめ、1回目で成績が良かったので、余裕をかましていると、周りに追い越されたという感じですね。

単純に言いますと、偏差値とは周りの人(平均)より、高いか低いかを表しています。
そして、数字の意味ですが、偏差値が高い(低い)ほど、人より突出しているということです。例えば、偏差値70以上(30以下)は100人に3人程度です。

3人でテストした場合、80点、50点、20点の場合、80点の人は約62です。80点、75点20点の場合、80点の人は約58です。このように、同じ点数でも周りの点数でかなり変化します。

また、100以上や0以下も存在することはあります。例えば、30人程度の試験で29人が0点、1人が100点の場合、100点の人の偏差値は100を超えます。確率的には200万人に1人くらいの割合です。

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平均点を偏差値50とした時、自分の点数がどのくらい離れているのかを表した数値です。
具体的には「(得点-平均点)/標準偏差」の値を10倍して50を足した物です。
得点よりも平均点の方が高ければ「(得点-平均点)/標準偏差」の値は
マイナスになるので偏差値は50よりも低くなります。

ちなみに標準偏差とは(受験者の得点-平均点)の2乗を全受験者分足していき、
それを全受験者の人数で割った物にルートを付けた物です。

===補足===
参考までに5人の受験者A~Eがいた場合の計算式を具体的に記しておきます。
Aが100点、Bが80点、Cが50点、Dが20点、Eが0点のとき、

平均点は(100+80+50+20+0)/5=50点、
標準偏差は√[{(100-50)^2+(80-50)^2+(50-50)^2+(20-50)^2+(0-50)^2}/5]
=√{(2500+900+0+900+2500)/5}=√1360=36.88となります。

Aの偏差値は{(100-50)/36.88}x10+50=13.56+50=63.56、
Bの偏差値は{(80-50)/36.88}x10+50=8.13+50=58.13、
Cの偏差値は{(50-50)/36.88}x10+50=0+50=50、
Dの偏差値は{(20-50)/36.88}x10+50=-8.13+50=41.87、
Eの偏差値は{(0-50)/36.88}x10+50=-13.56+50=36.44になります。

AとBは平均点よりも高いので偏差値50以上、
Cの得点は平均点と全く同じなのでCの偏差値は50、
DとEは平均点よりも低いので偏差値50以下になっているのが確認出来ます。
また、80点のBと20点のDは平均点の50点から同じ30点ずつ離れているので、
偏差値の値も50から同じ8.13ずつ離れている事も分かります。

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