一眼レフはレンズ選びも大切になってきます。
レンズにより作品も変わってきます。
例えればレンズにF3.6といったものが書かれていますが、この数字が少ない物を選ぶと被写界深度を浅くすることが出来ます。
被写界深度を浅くすると、被写体以外のピントをあまくする事ができ誰でもポートレートを簡単に綺麗に撮る事ができます。
また、夏の夜の花火などブレを抑えたい場合の撮影には三脚とリモートケーブルが必要になります。
貴方がどこまで必要とされるかなのですが、宝の持ち腐れにならないようにと考えるなら安いだけの機種を購入するのではなく一眼レフとして必要最小限の機能を有する機種をお勧めします。
ニコンで選ぶなら。
D90以上をお選びください。
D60やD40では販売されているレンズの半分以上は使用できません。
またリモートケーブルを使用できないので花火や暗所での撮影が困難です。
この機種を購入した友人はレンズが選べないやリモートケーブルが使えないを理由に上位機種へ買い替えされています。また、画質は一世代前のものですので飽きが来るのは早いでしょう。
オリンパスで選ぶなら。
E-520やE-620でしょう。
オリンパスはセンサーが小さいためレンズを小型に出来るので軽くなります。
ただしリモートケーブルは使用できませんので花火撮影などは困難です。
ソニーで選ぶなら。
α350かα300でしょう。
こちらですとα200は違いライブビュー撮影も可能ですしリモートケーブルも使用できます。
ただし記録メディアはコンパクトフラッシュとなってしまいます。
ペンタックスで選ぶなら。
K200Dが残っておればお勧めします。
K-mも軽いのでお勧めしますがリモートケーブルが使用できません。
またこれら商品は単3形電池4本(リチウム電池、ニッケル水素充電池、アルカリ電池)が電源となっていますので使用する電源により動作時間が短くなってしまいます。
パナソニックで選ぶなら。
ごめんなさい、あまりお勧めできる機種が思い浮かびません。
G-1はレンズが現在2本しかありましね。
パナソニックG-1で気になる話を聞いたのですが。
この機種はレンズ交換時にセンサーが剥き出しに成ってしまうのでゴミの付着や傷つけないかが心配である。
またレンズカバーを外すと絶えずセンサーに光が当たるので耐久性に問題があるのではないか。
一眼レフではないのでファインダーが見難い。(この機種はレンズ交換式ネオ一眼と考えるべき)
今後、対応レンズが増えるかはオリンパス次第である、オリンパスが同等商品を出さない限りレンズは期待できない。
軽くコンパクトなのですが写真撮影を楽しむのであれば心配が多く残りそうですね。
キヤノンで選ぶなら。
EOS KissX2、EOS KissF どちらもお勧めできます。
現在価格差が殆どない状態ですのでKissX2が良いでしょうね。今ならキャッシュバックもあります。
EOS Kiss なら特に問題なく使用できます。
X2はK-mよりも実は軽量なんですよ。
撮影する物で考えると。
子供やペットなど動きのあるものを撮影するならキヤノンをお勧めします。
スポーツカメラマンの90%以上の方がキヤノンを選ぶそうです。
ピントが合う速度はダントツですね。
αはファインダーを覗くだけでピント合わせをしてくれるので楽だが動体予測が弱いので動きのあるものには不向き。
D40・D60やE-520はAF3点ですので論外です。
ピント合わせに苦労します。
ピントリング駆動速度も遅いので動きのある被写体を撮影するのならこれら3機種は選ばない方が得策です。自分は友人のD60を借りて犬や猫などを撮影したのですが、止まっている時しか撮影できませんでした。
置きピンなどといった技術を使えば可能ですがね。
全ての条件から考えますとキヤノン EOS Kiss X2 が一番かと考えます。
価格も安くなってきており8万を切るような場所も在るようですしね。
画質はEOS50DやニコンD300同様の14bit演算処理を行っております。
解りやすく言いますと表現できる色の数が今回挙げた他の機種の4倍も表現できるんです。色鉛筆でいえば4千色で表現している他機種に比べ1万6千色で表現するのです。
そしてEF 50mm F1.8 というレンズがあるのですが、これが1万円で購入できポートレートを撮影すると被写体以外が綺麗にボケてくれます。
もちろんリモートケーブルも使用できますので花火や商品撮影など可能です。
レンズ本数も純正で50本以上、レンズメーカーを合わせると100本以上のレンズから目的にあったレンズを選ぶことが出来ます。
そうそうカメラ雑誌で見たのですが、KissX2って保田圭さんも所有しているんですよね。
東儀秀樹さんはEOS5DMkⅡだったかな。